スタッフブログ
2021/10/19
(2021/10/20wed 金子|営業部)
こんにちは!
衣替えをする前に急に寒くなり着る服に困っている営業の金子です。
さて今回は私が店舗で感じた実体験から「低身長さん高身長さんの似合う振袖の柄」について主観的ですが共有したいと思います。
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よく聞かれるのが
「この子は身長が低いから大柄は似合わないかしら?」というご心配です。
結論から言うと、「あまり気にしなくて良い」と思います。
その根拠は、振袖や訪問着は柄が見える場所が基本的に決まっています。
前身ごろにあるメインの柄は基本的にお仕立てする際に大きさが多少前後しても大丈夫なように柄が描かれています。
ですのでお嬢様に合うサイズでお仕立てする際には、着る方に合うサイズになりますので柄の大きさはそこまで気にしなくても良いかと思います。
小柄な方であまり似合わないかな?と思うのは、同じ柄が連なっていて、その柄が大きめに描かれているもの。 これはちょっと考えてしまうことがあります。
身長に対して柄の出る量が少なくバランスが悪く感じられるかなと思うところがあります。
そしてメインの柄が「ドーン」と大きく一つだけで描かれているものもあまりオススメできなかったりします。
また、メインに大きな牡丹柄が一つ描かれているもの。(バランスが難しいと感じます。)
それから試着をされて、イメージと全然違うと思われる「束ね熨斗」の柄ですね。
全体的に描かれていますがメインとして大きく描かれているものも多いので着てみてイメージが違ったということがよくありました。ですので柄が気に入った場合はぜひ羽織ってみましょう。
身長が高いお嬢様達はお洋服ですとスラっとしてなんでも似合いますが、中には「小さい柄がたくさん入っているような振袖は似合わないのでは?」と心配される方もいらっしゃいます。
そこに関しては柄の量によっては「似合わない場合もある」と言う程度です。
小さな柄が全体に描かれている場合は、表に見える柄の面積が広くなりますので、必然的に全体が柄だらけに見えてしまいます。そこだけ気をつけるといいと思います。
いづれにしても、似合う似合わないは着てみてわかると思うので、着物を見ただけで似合わないと決めてしまわず、試着はぜひしてみて欲しいなと思います!
最近のお嬢様達を見ていて思うのは「これは似合いそう、これは似合わなそう」と先入観で決めている方が多いような印象を受けますね。
個人的にはそれはすご〜く「もったいない」と思います!
もちろん
好きなものを着た方が良いと思いますし、気持ちも変わってくると思うので、
似合う似合わないで決めずに「これを着てみたい」と言う意志を大事にして試着してみるといいと思います。
試着して「なにか違うな」と思えば試着なのですからやめればよいだけなんですよ。もっと気軽に行きましょう。
試着に関する最も関連の高いものが「肌の色味」と着物の相性ですね。
最近、ブルべ・イエベという肌の色味についてすごく話題ですよね。
お嬢様達に話を聞くと、自分でパーソナルカラーを調べてもらってきました。という方もたまにいらっしゃいます。
確かに自分の肌のトーンを明るく見せてくれるカラーってとても大切だと思いますが、 きものは顔回りに来る色はその単色だけではないので、振袖の色をそれだけで決めてしまうのはとても、もったいないな。と思います。
似合わないと思っていた色が着てみたら案外似合っていたということも、店舗にいるととても多いんですよ。
それからこれはパーソナルカラー診断士さんに聞いた話ですが、ブルベ、イエベにはコツがあって、お顔周りの色だけ相性の良いものを持ってくれば、全体はそれ以外でも良いらしいです。着たい振袖が相性外の色の場合は、刺繍半衿を相性のいい色にするなどの工夫で対応できるものもあるかと思います。
色々と話してしまいましたが、好きな色、着てみたい振袖は 積極的に試着してみてくださいね。
一生に一度の二十歳のお祝いですので、丁寧に似合う振袖との出会いを楽しんでみてください。
1.低身長でも大柄は着ても良い
2.低身長さんは単調な柄の連続は避ける
3.高身長さんで似合わないものもある
4.振袖は好きなものを試着する
5.ブルベ、イエベは顔周りの色を重視
6.試着は妥協せず何度でもする
季節的に繁忙期に入ってきました。次回からは2週間に1回の更新にさせていただこうと思います。店舗にてお嬢様方のお振袖選びのサポートを頑張っておりますのでよろしくお願いいたします。
ではまた!機会があれば見に来てくださいね~