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2024/10/14
成人式は一生に一度だからこそ、ヘアスタイルもばっちり決めたいもの。ロングヘアの場合はヘアアレンジの幅が広く、どのような髪型にしたらいいか迷いがちです。また、前髪の有無によっても雰囲気は大きく変わります。
当記事では、ロングヘアの人に向けて、前髪あり・前髪なし別に成人式におすすめの髪型を紹介します。成人式に合う髪型を選ぶポイント、成人式のために髪を伸ばす人向けのアドバイスも説明しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
前髪ありのロングヘアの場合、前髪の切り方やセットの方法によって仕上がりの印象が大きく変わります。理想の髪型でハレの日を迎えられるよう、前髪のセットとヘアアレンジの組み合わせ例をチェックした上で、なりたいイメージをしっかりと固めておきましょう。
ここでは、前髪ありのロングにおすすめの成人式アレンジについて詳しく解説します。
シースルーバングとは、おでこがうっすらと見える薄めの前髪です。もともとは韓国で流行していたカットであり、抜け感のあるトレンドスタイルとして人気を集めています。
シニヨンはいわゆるお団子ヘアです。後頭部にざっくりとした編み込みを取り入れて髪をゆるく引き出すことで、後ろ姿が立体的かつ華やかになります。
シニヨンは上品で落ち着いた雰囲気のまとめ髪スタイルですが、シースルーバングと合わせれば抜け感やトレンド感が加わり、よりおしゃれに仕上がります。
流し前髪とは、左右どちらかに揃えて流した前髪です。コテやヘアアイロンで毛先を流すように巻くことで、美しい形をキープできます。
ハーフアップは髪の上半分を1つに結び、下半分はダウンスタイルのままにしたアレンジです。ベースをストレートにすると清楚で上品な雰囲気に、巻き髪にすると華やかで可愛らしい雰囲気に仕上がります。
流し前髪とハーフアップを組み合わせることで、ロングヘアの美しさを生かした大人っぽいスタイルが叶います。
カール前髪とは、前髪を軽めにふんわりと巻いておろしたスタイルです。サイドの後れ毛にもカールをつけておくと、顔周りがより華やかになります。
編みおろしは髪を1つに結んだ状態から、毛先まで三つ編みやくるりんぱなどを繰り返したヘアスタイルです。編みおろし部分の毛を少しずつつまんでランダムに引き出すことで、おしゃれさを演出できます。
カール前髪と編みおろしの組み合わせはどこから見ても立体感あるスタイルに仕上がり、振袖に負けない華やかな印象を与えられるでしょう。
ワイドバングとは、目尻よりも外側の位置まで幅をとった広めの前髪を指します。毛先をまっすぐに切り揃えるのが主流です。
ストレートヘアのロングポニーテールは、高い位置で結ぶとモードな印象に、低い位置で結ぶと落ち着いた印象になります。髪の長さが足りない場合、リングアクセサリーにエクステが付いた「ポニーテールリング」を使用するのも1つの手です。
ワイドバングとポニーテールはどちらも個性的な雰囲気を感じさせるため、モノクロや和モダン柄の振袖に合わせるのがおすすめです。
前髪なしのロングヘアの場合、前髪のまとめ方で個性を出せます。取り入れたい髪型や理想の雰囲気に合わせて、前髪をどのようにセットするかを検討しましょう。
ここでは、前髪なしのロングヘアにおすすめの成人式ヘアスタイルについて詳しく解説します。
センター分けとは、前髪を真ん中で左右に分けるスタイルです。分けた髪の毛先を軽く巻いておくとフェミニンな印象に仕上がります。
サイド編みおろしは髪を左右のどちらかの低い位置で1つに結び、毛束の先まで三つ編みなどを繰り返すアレンジです。正面から編みおろし部分がしっかりと見えるため、写真撮影時にも華やかな印象を与えられるでしょう。
センター分け前髪を取り入れることで、可愛くなりがちなサイド編みおろしに大人っぽさをプラスできます。
フィンガーウェーブとは、髪をサイドに流して指やくしで表面にウェーブを作り、ヘアスプレーで固めたスタイルです。特徴的な毛流れがアクセントとなり、顔周りに華やかさ・レトロ感をプラスできます。
フィッシュボーンは編み込みの一種であり、魚の骨のような形の細かな編み目が特徴です。キュートな印象が強い三つ編みと比較すると、フィッシュボーンは大人で洗練された印象が強くなります。
フィンガーウェーブとフィッシュボーンの組み合わせは、シックで個性派な印象を与えられます。
ポンパドールとは、前髪をおでこよりも高い位置でまとめたスタイルです。前髪を上げることで顔周りがすっきりするのはもちろん、ヘアアレンジが大人っぽく仕上がります。
シニヨンは1つにまとめた髪を丸くまとめたいわゆるお団子ヘアです。後頭部の髪を編み込んでからシニヨンを作ると、立体感が加わってより華やかなアレンジになります。
ポンパドールとシニヨンを組み合わせる際は、全体をラフに引き出して後れ毛にオイルを付けることで、抜け感や色っぽさを演出できます。
オールバックとは、前髪をすべて上げて後ろに流したアレンジです。クールでスタイリッシュな印象となるため、振袖をかっこよく着こなしたい人に向いています。
髪をきっちりとまとめたお団子ヘアは「面シニヨン」とも呼ばれ、ストレートの髪をきつく結んでヘアピンで丸く固定したスタイルです。髪の表面に美しい艶が出るため、シンプルながら上品で洗練された雰囲気を演出できます。
オールバックとお団子の組み合わせは、正統派のトータルコーディネートを楽しみたい人や、クールな着こなしを目指す人におすすめです。
成人式ヘアアレンジを考える際は、自分のなりたいイメージを固めるのはもちろん、顔の輪郭や振袖のテイストも考慮することで、自分にも振袖にも合う髪型を選択できます。
ここでは、ロングヘアの人に向けて、成人式に合う髪型の選び方を解説します。
自分の顔型のよさを生かしながらコンプレックスをうまく隠すには、顔の形に合ったヘアスタイルを選択することが重要です。顔型のタイプ別の特徴とそれぞれに似合う髪型は、以下の通りです。
顔型 | 特徴 | 似合う髪型 |
丸顔 | 顔の縦幅・横幅がほとんど等しく全体が丸い | トップにボリューム感を出して縦の印象を作るスタイル |
卵顔 | トップと顎が細い卵型でバランスがよい | 美しいフェイスラインを活かして顔周りを出すスタイル |
面長 | 顔が縦に長い | サイドにボリュームを出して横の印象を作るスタイル |
ベース型 | 顎が細くエラが目立つ | 後れ毛を作ってエラをカバーするスタイル |
振袖や小物のテイストと髪型を合わせることで、トータルコーディネートにまとまりや統一感が出ます。振袖・小物のテイストと相性がよいヘアセットの例は以下の通りです。
振袖・小物のテイスト | 似合う髪型 |
甘め・可愛らしい | カール前髪、編みおろし、ツインアレンジなど |
大人っぽい・上品 | 流し前髪、シニヨン、ハーフアップなど |
古風・正統派 | 夜会巻き、日本髪、低めポニーテールなど |
個性的・和モダン | ワイドバング、フィッシュボーン、高めポニーテールなど |
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元の髪の長さにもよるものの、成人式にロングヘアで出席したい場合、約1~2年前から髪を伸ばす必要があります。
一般的に、髪は1か月で約1センチ伸びるとされています。1年で約12センチ伸びる計算になるため、ミディアムヘアの人は1年ほど、ショートヘアの人は2年ほど伸ばすとよいでしょう。目安として、バストあたりまで髪を伸ばせばほとんどのアレンジに対応できます。
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ロングヘアの場合、前髪の有無やセット方法で雰囲気が変わります。前髪ありの髪型にするなら、シースルーバングでトレンド感のある可愛さを、ワイドバングでクールな個性を出すことができます。ロングで前髪なしの髪型にする際は、前髪のまとめ方に工夫を凝らすのがおすすめです。
自分の輪郭の形だけでなく、振袖の柄や小物のテイストも考慮すると、統一感のあるコーディネートに仕上げられます。「女性らしいフェミニンな雰囲気にしたい」「誰とも被らない恰好にしたい」など、自分のなりたいイメージを明確にしておきましょう。