MENU

  1. トップページ
  2. アイドル by やまと - スタッフブログ
  3. 振袖は寒い?おすすめの防寒対策アイテムを部位ごとに分かりやすく解説

スタッフブログ

振袖は寒い?おすすめの防寒対策アイテムを部位ごとに分かりやすく解説

2025/11/12

振袖は薄手に見えても、肌襦袢・長襦袢・補正と帯の重なりで保温性があります。一方で首元や手先、足先は外気に触れやすく、成人式のように屋外移動や待ち時間が長い日は対策が必要です。

 

当記事では、足袋インナーや和装ストッキング、ショールや羽織、貼らないカイロなど見映えを損ねにくい防寒アイテムの使い方を紹介します。振袖で特別な日をできるだけ快適に過ごせるよう、ぜひ参考にしてください。

 

 

目次

 

1. 振袖は寒い?

 

2. 振袖で防寒対策が必要な部位は?

 

3. 【足元】振袖の防寒対策アイテム

3-1. 温かい素材の足袋

3-2. 足袋インナー

3-3. 和装ストッキング

3-4. レギンス・スパッツ

 

4. 【手・腕】振袖の防寒対策アイテム

4-1. 手袋(グローブ)

4-2. アームウォーマー

4-3. 貼らないカイロ

 

5. 【首元・衿元】振袖の防寒対策アイテム

5-1. ショール

5-2. ストール・ケープ

 

6. 振袖に羽織るタイプの防寒対策アイテム

 

7. 振袖の下にヒートテックを着るのもおすすめ

 

8. 防寒対策しながら振袖姿を楽しむコツ

8-1. 温かい飲み物で体を温める

8-2. 室内移動を上手に取り入れる

 

9. 振袖を着ているときに天候が崩れたときの備え

9-1. 大きな傘を持つ

9-2. 替えの足袋を準備する

9-3. 雨コートを羽織る

9-4. 移動用の靴・サンダルを準備する

 

まとめ

 

 

1. 振袖は寒い?

 

振袖は一見薄手に見えますが、着付けの際に複数枚を重ねるため、想像以上に温かい装いです。肌襦袢や長襦袢、補正用タオル、帯などを重ねているので空気の層が生まれ、自然な保温効果が得られます。さらに、振袖には裏地が付いているため、胴まわりの冷えを感じにくいのが特徴です。

 

成人式などの会場は暖房がしっかり効いている場合が多く、ヒートテックなどの保温インナーを重ねすぎると、暑くなってしまうこともあります。ただし、会場の設備や地域の気候によって寒さの感じ方は異なり、公民館のような古い建物では冷気を感じる場合もあります。移動時や屋外での待機時間にはストールやショールなどの防寒アイテムを活用するのがおすすめです。

 

 

2. 振袖で防寒対策が必要な部位は?

 

振袖は重ね着をするため胴体部分は比較的温かいですが、寒さを感じやすい部位もあります。特に冷えを感じやすいのは足先からふくらはぎ・手指から腕・首元や衿元です。これらの部分は肌が外気に触れやすく、風が入り込みやすいため、しっかりと防寒対策をしておくことが大切です。

 

足元は草履と足袋の組み合わせが基本のため、つま先が冷えやすくなります。また、首元は振袖の衿を抜いて着るので、後ろから風が入りやすくなります。体の中心部は温かくても、末端部分は冷えやすいため、部分的な対策で快適に過ごせるよう準備しておきましょう。

 

 

3. 【足元】振袖の防寒対策アイテム

 

 

振袖を着る成人式シーズンは1月の真冬なので、屋外での撮影や移動が多いと足元から冷えを感じやすくなります。草履に足袋という装いは見た目こそ美しいものの、つま先やふくらはぎが冷えやすいため、防寒アイテムを上手に取り入れることが大切です。

 

近年では、和装に響かないデザインの足袋インナーや和装ストッキングなど、見た目を損なわずに快適さを保つアイテムが充実しています自分に合った防寒方法を取り入れて、振袖姿を楽しみましょう。

 

 

3-1. 温かい素材の足袋

 

足元の冷え対策として最も基本的なのが、保温性の高い素材を使った足袋です。冬場におすすめなのは、別珍(べっちん)やネル裏タイプなどの厚手で柔らかな素材です。

 

別珍は綿素材で光沢があり、肌触りもなめらか。温かさを保ちながら上品な印象を与えます。また、裏地にネル(フランネル)素材を使用した足袋は、ふんわりとした起毛で足を包み込み、冷えやすいつま先を優しく守ります。

 

見た目の美しさと機能性を両立させた冬用足袋を選ぶと快適に過ごせます。

 

 

3-2. 足袋インナー

 

足袋インナーは、足袋の中に履く薄手の靴下のようなアイテムで、寒い時期の着物姿を快適にしてくれます。タイプは足首丈とひざ下までのハイソックスタイプがあり、好みに合わせて選べます。

 

素材には、吸湿発熱機能を持つ新素材やフリース調のものが多く、汗を吸って熱に変えることで足元をじんわり温めます。ベージュやオフホワイトなど肌になじむ色を選べば、足袋から透ける心配もありません。草履を履いても違和感がなく、成人式当日も安心して着用できます。

 

 

3-3. 和装ストッキング

 

和装ストッキングは、着物専用に設計されたストッキングで、保温性・機能性・見た目の美しさを兼ね備えています通常のストッキングと異なり、つま先が足袋に対応した分かれ型や、くるぶしまでのタイプなど、和装に合う形状になっているのが特徴です。

 

寒さ対策としてはもちろん、裾がめくれた際の素肌の露出を防ぎ、裾さばきも良くしてくれます。静電気防止加工が施されている製品も多く、乾燥する季節でもまとわりつかず快適です。

 

また、鼻緒の当たりを和らげるクッション入りタイプもあり、草履を履き慣れていない方にもおすすめです。和装ストッキングは、防寒・美脚・快適性を兼ねた冬の強い味方と言えるでしょう。

 

 

3-4. レギンス・スパッツ

 

冷えが強い地域では、レギンスやスパッツの併用も効果的です。七分丈や足首丈のものであれば、着物の裾から見える心配がありません。色はベージュや薄いグレーなどの淡色系を選ぶと、透けにくく上品に見えます。

 

ただし、タイツはつま先が分かれていないため草履が履けず不向きです。また、静電気が起こりやすい素材は避け、コットンや吸湿発熱素材などの快適性の高いものを選ぶとよいでしょう。

 

冷え性の方でも、足元からしっかり温めることで振袖姿を長時間快適に楽しめます。

 

 

4. 【手・腕】振袖の防寒対策アイテム

 

振袖は袖口が広く、手元や腕に冷たい空気が入りやすい傾向です。冬の成人式や結婚式では、外気に触れる時間が長いと手先から冷えてしまい、体全体の寒さにつながることもあります。寒さ対策として、手袋やアームウォーマー、貼らないカイロなどを上手に取り入れるとよいでしょう。見た目を損なわず振袖に自然になじむものが多く、おしゃれに防寒できるのが魅力です。

 

 

4-1. 手袋(グローブ)

 

手袋(グローブ)は、実用性と装飾性を兼ね備えた防寒アイテムです。

 

ウールやカシミヤ素材の手袋を選ぶと、軽くて温かく上品な印象を与えます。レザー素材を選べば大人っぽい華やかさを演出することも可能です。色選びの際は、振袖の一部の色に合わせるか、白やベージュなどの淡色で統一感を持たせると上品です。

 

屋外での移動時や写真撮影時などに着用し、室内では外しましょう。防寒だけでなく、振袖姿をより美しく見せるアイテムとして取り入れるのもおすすめです。

 

 

4-2. アームウォーマー

 

アームウォーマーは、手袋よりもカジュアルに防寒できる便利なアイテムです。特に指先が出るタイプはネイルを見せたい方や、スマートフォンの操作をしたい方にぴったりです。

 

色やデザインは、振袖に合わせて控えめなトーンを選ぶと違和感がなく、和装にも自然になじみます。長めの丈を選び、手首にくしゅっと寄せると可愛らしい印象に仕上がります。上品さを保ちながら手元を温めることができるため、防寒とおしゃれを両立させたい方におすすめです。

 

 

4-3. 貼らないカイロ

 

寒い日に心強いアイテムが「貼らないカイロ」です。着物を着る際は貼るタイプを避け、必ず貼らないタイプを使用しましょう着付け後は貼るカイロを剥がすのが難しいため、低温やけどの危険があります。

 

貼らないカイロは、袖口や手首、ポケットの中に忍ばせるとじんわりと温まります。また、カイロを入れられるポケット付きショールを使うのも効果的です。熱のこもりすぎを防ぎながら、冷えを感じやすい手元を安全に温められます。

 

草履を脱がない場面では靴用カイロを利用するのも一案です。短時間で温度調整ができる貼らないカイロは、振袖姿の寒さ対策に欠かせないアイテムです。

 

 

5. 【首元・衿元】振袖の防寒対策アイテム

 

 

振袖はうなじを美しく見せるために衿の後ろを抜いて着付けるのが特徴ですが、その分、首元や衿元から冷たい風が入りやすく、寒さを感じやすい部分です。振袖姿を崩さずに温かさを保つには、ショールやストール、ケープなどを活用するのがおすすめです。

 

 

5-1. ショール

 

成人式の振袖姿に欠かせない定番アイテムがショールです。多くの人が振袖にショールを合わせるのは、防寒と華やかさを両立できるためです。成人式は1月初旬に行われるため、屋外での待機や写真撮影中は厳しい寒さにさらされます。ショールを羽織ることで、振袖の首元に冷たい風が入り込むのを防ぐことが可能です。

 

ショールはファー素材が人気で、振袖全体をより華やかに見せてくれる効果もあります。白やアイボリーなどの淡い色を選ぶと、どの振袖にも合わせやすく上品な印象に仕上がります。ただし、フォーマルな場では動物性ファーがマナー違反とされる場合もあるため、式の性質に応じて選びましょう。

 

成人式の振袖にショールはいる?役割や選び方・マナーを徹底解説

 

 

5-2. ストール・ケープ

 

近年では、ショールに代わり大判ストールやケープを振袖に合わせる人も増えていますこれらのアイテムは柔らかく軽い素材が多く、首元を包み込むように着用できるのが魅力です。振袖の衿元を覆うようにふんわりと巻けば、風の侵入を防ぎながらもシルエットを美しく保てます。

 

ストールを選ぶ際は、ウールやカシミヤなど保温性が高く、振袖の色に調和するものを選ぶと上品です。ブローチやピンで留めると手元が自由になり、写真撮影や移動も快適に行えます。さらに、ケープタイプの防寒具は肩全体を覆うため、保温効果が高く、洋服とも兼用できる汎用性の高さが魅力です。

 

 

6. 振袖に羽織るタイプの防寒対策アイテム

 

成人式の季節である1月は、一年の中でも特に冷え込む時期です。振袖は重ね着によって保温性がありますが、屋外での移動や写真撮影などでは寒さを感じることもあります。その際に役立つのが、振袖の上から羽織れる防寒アイテムです。

 

「袷(あわせ)羽織」は裏地が付いた冬仕様の羽織で、軽く羽織るだけでも温かく、フォーマルな印象を損なわずに着用できます。色や柄を振袖に合わせることで統一感が出て、華やかさも引き立ちます。

 

「綿入れ羽織」は、内側に綿が詰められた保温性の高い羽織です。カジュアルな印象のため、成人式後の友人との集まりや外出時におすすめです。柔らかなシルエットで肩からの冷気を防ぎ、屋外でも快適に過ごせます。

 

より格式の高い印象を求めるなら、「道行コート」や「道中着」を選んでもよいでしょう。特に道行コートは角衿が特徴で、礼装にも適しており、振袖との相性も抜群です。

 

羽織やコートをうまく取り入れることで、寒さを防ぎながら振袖姿をより美しく演出できます。

 

 

7. 振袖の下にヒートテックを着るのもおすすめ

 

冬の成人式や結婚式で振袖を着る際、寒さ対策としてヒートテックなどの保温インナーを着用するのもおすすめです。ただし、どのヒートテックでも良いわけではありません。選ぶ際のポイントは「胸元が広く開いていて袖が短いデザイン」であることです。

 

振袖は後ろの衿を抜いて着付けるため、首元が詰まったインナーを着ると見えてしまい、せっかくの振袖姿が台無しになります。五分袖や七分袖のインナーを選べば、袖口からのぞく心配もありません。

 

また、素材選びも重要です。寒がりだからといって厚手を重ねすぎると、暖房の効いた会場では暑く感じてしまい、脱げない不快さにつながることもあります。式典の場所や気温を考慮して、自分に合ったヒートテックを選ぶのが快適に過ごすコツです。

 

振袖を着るときに下着は必要?下着の種類と選び方を徹底解説

 

 

8. 防寒対策しながら振袖姿を楽しむコツ

 

 

振袖姿で1日を快適に過ごすには、外側からだけでなく内側から温める工夫と、寒さを避ける行動が大切です。たとえば、温かい飲み物で体の芯から温める、待ち時間を室内で過ごすなど、少しの工夫で快適さは大きく変わります。寒さを我慢せず、心も体もリラックスできるように準備をして、特別な一日を楽しみましょう。

 

 

8-1. 温かい飲み物で体を温める

 

寒さが厳しい1月の成人式では、外からの防寒だけでなく、体の内側から温めることがとても重要です。温かい飲み物を摂ることで、冷えた体を芯から温め、血流を促してリラックスした状態を保てますおすすめは白湯やハーブティー、スープなどです。特に朝は支度に時間を取られがちですが、温かいスープやゼリー飲料でもよいので口にしておくと、体が温まり体調を崩しにくくなります。

 

また、利尿作用の強いお茶やコーヒーは避け、常温の水や温かい飲み物を選ぶと安心です。寒い屋外での待機や移動時は、自動販売機で購入できるホットドリンクを活用するのもおすすめです。

 

 

8-2. 室内移動を上手に取り入れる

 

振袖姿で寒さを感じたときは、できるだけ屋外に長時間とどまらず、室内で休憩を取る工夫をすることが大切です。成人式当日は写真撮影や友人との再会などで移動が多くなりますが、事前に式場や周辺施設の屋内スペースを確認しておけば、寒さを感じたときにすぐ避難できます。待ち合わせ場所もできるだけ室内に設定すると、冷えや体調不良を防ぎやすくなります。

 

また、万が一雨が降った場合は、体を冷やさないよう振袖を濡らさない工夫も重要です。裾を軽く持ち上げて帯にクリップで留めると、泥はねや水濡れを防げるでしょう。歩くときは内股で小さな歩幅を意識し、泥水の跳ね返りを防ぐのもポイントです。

 

屋内での移動と併せて、天候に応じた対策を取ることで、寒さや雨の日でも振袖を美しく保ちながら快適に過ごせます。

 

 

9. 振袖を着ているときに天候が崩れたときの備え

 

成人式当日は、真冬の厳しい寒さに加えて、雨や雪などの悪天候に見舞われることもあります。せっかくの晴れ姿を美しく保つためには、防寒だけでなく天候への備えも欠かせません。ここでは、雨や雪が降った場合でも快適に過ごせるように、振袖姿を守るためのアイテムを紹介します。

 

成人式の持ち物リスト!雨の日・防寒対策やあると便利な持ち物まとめ

 

 

9-1. 大きな傘を持つ

 

雨や雪の日は、まず大きめの傘を準備することが基本です。振袖は袖が長く、ショールを巻くことで上半身にもボリュームが出るため、通常の傘では十分に覆いきれないことがあります。60cm以上の大きめサイズ、または和装用の傘を選ぶと安心です。和装傘は写真映えするうえ、振袖との相性も良く、記念撮影時の小物としても活用できます。また、傘の色や柄を振袖に合わせて選ぶと統一感が出ておしゃれに見えます。

 

風が強い日には、耐風仕様の傘やビニール傘を使用しても構いません。何よりも大切なのは、袖や裾を濡らさないよう十分にカバーできるサイズを選ぶことです。雨天時の備えとして、手荷物の1つに必ず加えておきましょう。

 

 

9-2. 替えの足袋を準備する

 

雨や雪の日には、足袋が濡れたり泥はねで汚れてしまったりすることがあります。替えの足袋を1~2足用意しておくと、万一の際にすぐに履き替えができて安心です。特に屋外での移動や写真撮影の後は、足元の汚れが目立ちやすくなるため、清潔な足袋に替えることで見た目も気持ちも整います。

 

さらに、足袋カバーや草履カバーを併用するのもおすすめです。撥水加工が施されたカバーを使えば、足袋や草履を雨や雪からしっかり守ることができます。草履が濡れると滑りやすくなるため、歩行時の安全面から見ても効果的です。

 

 

9-3. 雨コートを羽織る

 

振袖が雨や雪で濡れるのを防ぐには、雨コートを準備するのも1つの方法です。雨コートははっ水加工が施されており、振袖や帯を濡れや汚れから守りますデザインも豊富で、透明タイプなら振袖の柄を隠さずに着用でき、写真映えも損ないません。

 

雨コートを着る際は、裾を軽く持ち上げて帯にクリップで留めておくと、泥はね対策にもなります。

 

 

9-4. 移動用の靴・サンダルを準備する

 

式典当日は、美容室や着付け会場から成人式会場まで移動することが多く、悪天候時は足元の汚れや濡れが気になるところです。その際に便利なのが移動用の靴やサンダルです。草履は滑りやすく、長距離の移動には不向きなため、足袋を履いたままでも着脱できるサボタイプやスリッポンタイプのサンダルを用意しておくと安心です。

 

会場に到着したら草履に履き替えればよく、ブーツのように脱ぎ履きに時間がかからないのがメリットです。特に雨や雪が強い日は、移動用の靴を使うことで振袖の裾や足袋を汚さずに済みます。悪天候でも快適に移動し、振袖姿をきれいに保つための頼もしいアイテムです。

 

成人式の靴は何を履けばいい?草履・ブーツのメリットや選び方を紹介

 

 

まとめ

 

防寒の要点は、装いの美しさを保ちながら「末端と首元を重点的に温める」ことです。足元は冬用足袋や足袋インナー、和装ストッキングで重ね、手元は手袋やアームウォーマー、首周りはショールやストールで調整しましょう。

 

会場は暖房がかかっていることもあるので、インナーは薄手のものを選び、ショールや貼らないカイロで調整するのもおすすめです。雨や雪には大きめの傘、雨コート、替え足袋、移動用の靴で備えるなど、丁寧に準備をしておきましょう。

 

トップに戻る