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2024/09/27
成人式は一生に一度の大切なイベントです。特に女性にとっては、振袖を着るなど普段とは違った装いで、友人や家族と記念に残るひとときを過ごす場でもあります。しかし、慣れない着物や限られた荷物スペースの中で、必要な持ち物をしっかりと揃えておくことが成功のカギです。
当記事では、成人式当日に必要な持ち物リストや、雨の日・寒い日に備えるためのアイテムを詳しくご紹介します。準備を万全にして、当日を安心して迎えましょう。
目次
成人式には多くの持ち物が必要であり、事前準備が欠かせません。ここからは、成人式に必要な持ち物リストを解説しますので、準備の参考にしてください。
成人式に必要な持ち物リスト
□ 成人式の案内状 □ スマートフォン □ モバイルバッテリー □ お財布 □ ハンカチ □ ティッシュペーパー □ メイク直し道具 □ 折り畳み傘 □ 防水足袋 □ 草履カバー □ ヒートテック □ 使い捨てカイロ □ サブバッグ □ 絆創膏 □ ヘアクリップ □ 常備薬 |
成人式の案内状は、式の入場や記念品交換の際に使用する必需品です。入場は身分証などを提示すれば可能なところもある一方で、記念品の受け取り時に案内状を必要とする自治体もあります。
式の案内状は、11月~12月頃に郵送で自宅へ送付されます。送付は、居住地の自治体が行うので、1人暮らしで住民票を移していない人は注意が必要です。なお、自治体から案内状が届かないときや、別の自治体で開催される成人式に参加したいときは、居住地の自治体に問い合わせてください。
案内状には、式の日時・場所・注意事項などが記載されています。トラブルを防ぐため、案内状が届いたら早めに当日の持ち物に加えましょう。
成人式には、スマートフォンとモバイルバッテリーが必需品です。
成人式ではスマートフォンを持っていても、モバイルバッテリーを忘れがちです。当日は、友人と待ち合わせの連絡を取る、連絡先を交換するなど、スマートフォンを頻繁に使用します。また、成人式当日の買い物の際、慣れない振袖を着用していると財布の出し入れが難しいので、モバイル決済を多用する可能性もあります。
人によってはスマートフォンの充電がすぐになくなってしまうため、モバイルバッテリーがあると安心です。
お財布は、小さめのものや、かさばらないポーチなどで代用するのがおすすめです。和装用のバッグは小さく作られており、長財布だと入らない恐れがあります。成人式では、コンパクトなお財布を準備しておくと、邪魔になりません。モバイル決済を使える人は併用すると、お財布が小さいもので済ませられます。
お財布の中に入れるのは、必要な額の紙幣と小銭、カードなどです。成人式では、友人と盛り上がって急な移動や食事が発生するなど、思わぬ出費があります。交通費や飲食代といった必要最低限の現金とカードを入れておくと安心です。
ハンカチやティッシュペーパーは成人式の必須アイテムです。普段持ち歩かない人も、成人式の際は準備するようにしましょう。
特にハンカチは、お手洗いに行くときや汗をぬぐうときに振袖を汚さないためにも必ず持っていきます。また、ハンカチは帯が緩んだ場合、隙間に挟むと着崩れを防げます。ハンカチは予備として、2枚持っていると安心です。
ティッシュペーパーは、ちょっとした汚れを拭く際や化粧直しに便利です。会場は暖房が効いており、場所によっては汗ばむ可能性もあります。綺麗なヘアメイクを保つためにも、ティッシュペーパーを持参すべきです。
成人式では友人と記念写真を撮ったり全体写真の撮影を行ったりするため、メイク直し道具があると便利です。ただし、和装のバッグは小さく、たくさんのメイク道具が入りません。持っていく化粧品は、メイク直しに用いるアイテムのみにします。
例えば、綿棒やコンシーラーは、崩れたアイメイクやファンデーションよれを直すのにおすすめです。また、冬場は空気が乾燥しているので、リップなどケア用品を持っていく人もいます。飲食によるリップの色落ちが気になる場合は、色付きリップやグロスを準備しておくと、メイクを素早く直すのに役立ちます。
雨の日・寒い日の成人式には、通常の持ち物にプラスして、対策グッズを準備しましょう。成人式は1月の「成人の日」に行う自治体が多く、寒波や降雪が式典に影響する恐れがあります。ここからは、雨の日・寒い日の成人式に準備する持ち物を紹介するので、事前にチェックしておくと、当日も安心です。
折り畳み傘を持っておくと、雨や雪、曇天の日でも水濡れを心配せずに過ごせます。折り畳みタイプがおすすめの理由は、通常の傘を会場に忘れる場合や荷物になってしまう可能性があるためです。
折り畳み傘は、着物の汚れや水濡れを防ぐ目的で、体を覆えるサイズを選びましょう。また、傘が濡れたときの準備として傘袋やビニール袋を準備しておくと、荷物が濡れるのを防げます。
防水足袋や草履カバーは、足の汚れや水濡れを防ぐ便利なアイテムです。足元に雨・雪が付くと見栄えが悪いだけでなく、不快感や冷えの原因になります。一生に一度の成人式を楽しい気持ちで過ごすためにも、悪天候の日には防水足袋や草履カバーを用意しましょう。
防水足袋は、防水素材や撥水素材で作られた足袋です。通常の足袋の上から履く防水足袋カバーなどもあるので、使いやすいものを選んでください。
草履カバーは、草履の上からすっぽりとビニールで覆う靴のレインコートのような便利グッズです。草履カバーは透明な素材でできているので、外観を損なわず草履を綺麗なまま保てます。なお、防水足袋や草履カバーはコンビニやドラッグストアでは販売していない可能性があるため、きもの屋さん等に問い合わせて、扱いがあるかどうか確認して、前日までに準備しておくと安心です。
ヒートテックや使い捨てカイロを持っていると、移動中の北風や会場の冷えから体を守れます。1月は、1年のうちでも寒さが厳しく、着物の衿元・袖口・足先などが冷えやすい傾向です。特に冷え性の人は、ヒートテックのタイツや五本指ソックスを中に履いておくなどの対策が必須です。
なお、貼らないタイプのカイロがあると、屋外と会場内の寒暖差が大きいときや指先が冷えたときにさっと温められます。貼るタイプにしたい場合は、会場内の暖房が強くて気分が悪くなる、着物の中で汗だくになるといった可能性があるため、小さめのカイロがおすすめです。
成人式当日には、想定外の出来事やトラブルが起きる可能性もあります。ここから紹介するのは、成人式当日にあると便利な持ち物や、助かる持ち物です。リスト内の持ち物があると便利な理由についても解説するので、必要に応じて準備してください。
・サブバッグ
・ヘアクリップ ・絆創膏 ・常備薬 |
サブバッグは、式で渡される資料や記念品を入れる目的で使います。折り畳みのできる大きめのバッグを持っていると、荷物が多くなるのを防げます。雨や雪の日は、撥水加工されているエコバッグなどが水濡れを防ぎ、便利です。
ヘアクリップは、髪のセットが崩れたときの応急処置や、着物の長い袖をまとめる用途で使います。振袖は訪問着などよりも袖が長く、引きずって汚したり手を洗う際に水に濡らしたりしやすい形状です。大きめのヘアクリップや洗濯ばさみを2つ持ち物に加えると、振袖が汚れるのを防げます。
絆創膏と常備薬は、よく使用するものをバッグに入れておきましょう。絆創膏は靴擦れに、常備薬は頭痛や腹痛対策になります。成人式は、慣れない服装や寒暖差などが原因で体調を崩す参加者も少なくありません。お守り代わりに絆創膏と常備薬を持っていると、気持ちの面でもリラックスできます。
成人式は、一生に一度の特別なイベントです。余裕をもってしっかりと準備しておけば、当日をストレスなく過ごすことができます。今回紹介した持ち物リストには、基本的なアイテムから、雨の日や寒い日のための対策グッズまでが含まれています。これらの持ち物を揃えることで、予期せぬトラブルを回避し、安心して成人式を楽しむことができるでしょう。最高の思い出を作るためにも、準備を万全に整えた上で成人式に臨んでください。