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成人式当日や準備の流れは?持ち物や必要な準備も徹底解説!

成人式は、人生に一度の重要なイベントであり、特別な日をスムーズに迎えるためには事前の準備が欠かせません。当日のスケジュールや持ち物の確認、前日までに必要な準備をしっかりと行えば、成人式当日を自信を持って楽しむことができます。

当記事では、成人式当日の流れ、必要な持ち物、前日までの準備などを詳しく解説します。成人式を迎えるすべての新成人のみなさんは、当記事をぜひ参考にしてください。

 

目次

 

1. 成人式当日の流れは?

2. 成人式当日に必要な持ち物

3. 成人式前日までに必要な準備は?

3-1. 睡眠をしっかり取る

3‐2. ノーメイク・着替えやすい服を用意しておく

3‐3. 防寒対策を考えておく

3‐4. 当日のスケジュールを把握しておく

3‐5. スマホやカメラの充電をしておく

4. 成人式当日までの準備の流れ

4‐1. 振袖の下見をする

4‐2. 当日の髪型・メイクを決める

4‐3. 前撮り撮影をする

5. 成人式の準備はいつから始める?

6. 成人式の振袖を下見するときのポイント

まとめ

 

1. 成人式当日の流れは?

成人式は一生に一度の行事です。成人式当日を不安な気持ちで迎えることがないよう、一日の流れを前もって確認しておきましょう。

以下は成人式当日の一般的な流れです。当日は式典への参加だけではなく、一日の中で複数のイベントをこなす必要があります。着付け・ヘアメイクの有無などは人によって異なるため、あくまで目安として参考にしてください。

 

1 着付けとヘアメイク
成人式の当日の朝に、着付けとヘアメイク・メイクを行います。美容室などの着付け会場には新成人の予約が分刻みで入っているため、決して遅刻しないように注意しましょう。なお、ヘアメイクやメイクにかかる時間は1時間前後で、ヘアメイク・メイクの後に着付けを行うことになります。着物を着たままでもトイレには行けますが、着付けまでに時間があるならヘアメイクが終わったタイミングで済ませておくと安心です。
2 会場へ移動
身支度が済んだら成人式会場へ移動します。公共交通機関は混雑が予想されるほか、満員電車は着崩れの原因にもなるため、車やタクシーで移動するのがおすすめです。車の座席にもたれると帯が潰れてしまうので、座り方にも気をつけましょう。
3 式典への参加
成人式会場には早めに到着して、受付を済ませます。一般的に成人式の所要時間は1時間前後で、昼前には式典終了となります。ショールや手袋といった防寒用のアイテムは、会場内では外すようにしてください。
4 記念撮影
式典が終わったら、旧友たちと自由に交流できます。友達同士で、一生に一度の晴れ姿を記念撮影する方も少なくありません。
5 同窓会
成人式後に同窓会が行われるケースも多々あります。成人式当日の同窓会の時間帯は、一般的に夕方以降です。振袖を着用している方は一度自宅に戻り、洋服に着替えて参加するとよいでしょう。同窓会の服装は、店の雰囲気やドレスコードに合わせて選ぶのがおすすめです。

上記のほか、当日にフォトスタジオなどでの撮影がある場合はさらに慌ただしくなります。予定が押して焦らないよう、早めの行動を心掛けましょう。

 

2. 成人式当日に必要な持ち物

成人式に参加するときには、以下の持ち物が必要です。

・成人式の案内状、招待状、入場券

・スマートフォン

・小さめの財布

・メイク直し用コスメ

・ハンカチ

・ティッシュ

成人式の案内状は、成人式前年の11月~12月中旬頃に郵送で届きます。案内状や招待状を持っていないと、当日会場に入れなかったり、記念品を受け取れなかったりするケースがあるため必ず持参します。一人暮らしをしている方で自宅に案内状が届かなかった場合、住民票を移していなければ実家に届いている可能性が高いので、確認しましょう。

現代の成人式において、スマートフォンも必需品の1つです。スマホは会場で友人と連絡を取り合ったり、記念撮影を行ったりする際に必要です。自治体によっては二次元コードをスマホで読み込んで本人確認を行うケースもあるので、当日はしっかり充電した状態で持ち歩きましょう。

また、状況に応じて以下のアイテムも準備しておくのがおすすめです。

・絆創膏

・ヘアピン

・常備薬

・使い捨てカイロ

・折り畳めるエコバッグ

絆創膏は履き慣れない草履で足に「鼻緒ずれ」ができたときに、ヘアピンはヘアセットが崩れたときに活躍します。

成人式の和装バッグは小さく、入れられるものに限りがあるので、持ち物は必需品から優先して選ぶとよいでしょう。また、着付けに必要なものについては振袖レンタルのプランによっても異なるため、用意すべきものの内容を事前に確認しておくことが大切です。

 

3. 成人式前日までに必要な準備は?

成人式当日は、朝から忙しくなります。一日のスケジュールをスムーズにこなし、特別な日を楽しく過ごすためにも、当日だけではなく前日までにさまざまな事前準備を済ませておきましょう。

成人式の当日、スムーズに着付けを行い万全の体制でいるためのポイントを5つ紹介します。

 

3-1. 睡眠をしっかり取る

成人式当日は式典が始まるまでに着付けやヘアメイクを行うので、早めの起床が必要です。さらに、1月という寒い時期に慣れない着物を着る必要があり、体力も消耗しやすい状況です。成人式の前日は、体調管理の一環として早めに就寝し、睡眠をしっかりと取りましょう。

睡眠不足や不規則な生活は、肌荒れやむくみにもつながります。体調面のコンディションはメイクの乗りや写真写りにも影響するため、成人式直前だけではなく日頃から睡眠サイクルを整えておくのが理想的です。

 

3‐2. ノーメイク・着替えやすい服を用意しておく

基本的にはどのような服装で着付けに行っても問題ないものの、以下のポイントを押さえると着付けがよりスムーズになります。

トップス 振袖の着付けはヘアメイクやメイクの後に行うので、着替えの際にセットした髪型が崩れない服装がおすすめです。被るタイプのトップスは避け、前開きのシャツやブラウスを着ていくとよいでしょう。
ボトムス ボトムスはスカートでもパンツでも問題ありません。脱ぎ履きしやすいものを選んでください。
下着 振袖は着付けの際に紐や帯で締め付けるため、ワイヤー入りのブラジャーを着けていると痛くなったり苦しくなったりする可能性が高いです。スポーツブラもしくは和装用のブラを着けてくとよいでしょう。

なお、成人式当日は、自分でヘアセットやメイクを行う必要はありません。最低限のスキンケアや寝癖を直す程度で済ませ、ノーメイクで着付け会場に向かいましょう。

 

3‐3. 防寒対策を考えておく

振袖は着付けの段階で何層にも重ね着を行うので、比較的保温性が高い服装となっています。ただし、成人式の時期の気温は地域によってさまざまです。体育館や昔ながらの公民館などで成人式を行う場合、暖房設備が整っていなかったり、隙間風が入ってきたりといったことも考えられます。地域の気候や式典会場の状況を考慮し、必要に応じて防寒対策を行うことが大切です。

ただし、高性能な防寒インナーやタイツなどを着用した場合、暑くなっても脱げずに気分が悪くなってしまうケースもあります。特に会場内は暖房がしっかり効いている場合もあるので、防寒対策をやりすぎるとかえって暑くなってしまう可能性があります。屋外での寒さが心配な場合は、ショールやカイロなどの調節しやすい防寒対策グッズを持っておくのがおすすめです。

 

3‐4. 当日のスケジュールを把握しておく

成人式当日は、式典会場や着付け会場はもちろん、会場周辺や道路・電車など、あらゆる場所の混雑が予想されます。また、式典の前の受付や友人たちとの記念撮影など、一つひとつの行動にも時間がかかることが多くなります。

成人式当日までに、着付けの予約の時間や式典の時間を確認し、スケジュールを把握しておくことが大切です。時間ギリギリに行動して万が一にも着付けや式典に遅れないよう、余裕を持ったスケジュールを立てておきましょう。

 

3‐5. スマホやカメラの充電をしておく

友人とのやりとりや記念写真の撮影など、成人式当日はスマホやカメラを頻繁に使うことが予想されます。充電切れで困らないよう、当日はスマホやカメラをフル充電しておきましょう。心配な場合はモバイルバッテリーを用意しておくと安心です。

 

4. 成人式当日までの準備の流れ

一生に一度の成人式、当日を気持ちよく迎えるためには、事前の準備が大切です。成人式当日を迎えるにあたり、どのように準備を進めればよいか、ここでは、成人式の振袖下見~成人式当日までの準備を紹介します。

 

4‐1. 振袖の下見をする

下見について考えるときはまず、どのプランを選ぶのかについて考えましょう。選ぶプランによって下見の際の持ち物や事前に用意するものが変わります。

・振袖を購入する

・振袖をレンタルする

・母や姉の振袖を着る

お店によって特化しているプランが異なるため、ネットやSNSで調べるのも大切です。プランを検討してから下見に行くとスムーズにプランを決められます。

 

4‐2. 当日の髪型・メイクを決める

振袖姿を想像したときに、コーディネートのバランスやイメージはもちろん大切ですが、同じくらい大切なのが、「どのような髪型やメイクにするか」です。

特に髪型は、なりたいイメージに合わせてカラーリングをしたり髪を伸ばしたりする必要があるので、注意しましょう。メイクについても、使用したいアイシャドウやリップ、つけまつ毛などは事前に準備しておくのがおすすめです。

 

4‐3. 前撮り撮影をする

成人式当日に写真を撮ることもできますが、当日はバタバタと忙しく、あっという間に一日が終わってしまいます。そのため、写真撮影は事前に行うことをおすすめします。

時期としては、成人式を迎える前の年の4~12月に撮影を行う方が多いです。また、せっかく2度振袖を着られるので、成人式当日にする予定のヘアメイクとは違った雰囲気で撮影するのもよいでしょう。

前撮りについては別の記事でも紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。

 

成人式の前撮りの時期は?

成人式の撮影の前撮りの相場は?プラン別料金や費用を抑える方法を解説!

成人式の前撮りができるお店や場所って?

 

5. 成人式の準備はいつから始める?

成人式の振袖案内は年々前倒しになっており、早いお店では高校2年生の方へダイレクトメールが届く場合もあります。余裕を持って決めたい場合、成人式の2年前を目途に決めることをおすすめします。早めに振袖を決めると、下記のメリットがあります。

・成人式当日の支度時間の予約が取りやすい(先着順のところが多い)

・前撮り撮影の予定が組みやすい

・お店によっては早期特典がある

また、学業や仕事で忙しくなったり、県外に出ていて下見に行けなかったりと、時間がなかなか取りづらい方は特に、早めの下見を検討するとよいでしょう。

 

6. 成人式の振袖を下見するときのポイント

実際に振袖を下見にいく際のポイントを3点紹介します。

誰と下見に行くか
振袖は家族で下見に行く方が多い傾向にあります。一生に一度の成人式のため、一緒に決めたいと祖母や祖父が一緒に行くこともあります。予算なども一緒に相談しながら振袖を見られるのがメリットです。もちろん本人のみや母のみ、友達と一緒の下見も問題ありません。
下見にかかる時間
下見の際は振袖を試着します。気になった振袖を何枚か試着したり、コーディネートしたりするので、2~3時間はかかると思って間違いないでしょう。来店の予約を検討する際は、予定に余裕がある日を選びましょう。
下見の際の服装
下見の際の服装として、おすすめしない服装を理由とともに紹介します。

・フード付きのパーカー・厚手のニット・ボリュームのあるスカート

振袖の試着は服の上からおこなうため、シルエットが綺麗に見えない可能性があります。体に沿った、すっきりとした服装が望ましいです。

・首の詰まった服やタートルネック

振袖の衿元から見えてしまうことでコーディネートの邪魔になってしまうため、避けましょう。

なお、試着の際は靴を脱ぐことがほとんどなので、靴下を履いていきましょう。

 

まとめ

成人式は、新成人にとって特別な1日であり、事前準備と当日のスケジュールをきちんと把握しておくことが思い出に残る1日にするためのポイントです。成人式当日の流れを確認し、持ち物の準備などは前日までに済ませておきましょう。その上で、前日は早めに眠り、体調も万全にしておくことが大切です。

しっかりと準備を整え、自信を持って成人式に臨みましょう。