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2024/07/31
成人式の前撮りは、一生に一度の特別な瞬間を美しく残すための大切なイベントです。振袖姿をより引き立てるためには、ポーズや表情、撮影場所など、さまざまな要素を工夫することが重要です。特に、初めて着物を着る方や、写真撮影に慣れていない方にとっては、どのようにポージングをすれば良いのか悩むこともあるでしょう。
そこで今回は、成人式の前撮りで振袖が映えるポーズや盛れるポーズを紹介し、それぞれのポーズの特徴や撮影時のポイントを詳しく解説します。
目次
成人式の写真は真面目なポーズで撮るというイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。しかし、成人式の前撮りは、雰囲気の異なるさまざまなポーズで撮影することが可能です。
ただ、初めて着る振袖でどのようなポージングをすればよいのか、困る方も少なくありません。そこでまずは、成人式の前撮りで振袖が映えるポーズを5つ紹介します。
おすましポーズは、振袖姿での写真撮影における古典的かつ王道的なポーズです。カメラの正面を向いて真っ直ぐに立ち、おへその前あたりで手をそっと重ねます。
おすましポーズは全身を映すポーズであり、帯留めや帯揚げなど振袖のこだわったポイントもしっかり写真に残せるのがメリットの1つです。成人式の前撮りでは1枚は押さえておきたいポーズとも言えます。祖父・祖母の世代に好印象を与えやすい点もおすましポーズの魅力です。
袖の柄見せポーズは、袖の端をつまんで腕を広げるポーズです。こだわりの振袖のデザインをしっかりと見せられるのが魅力で、必然的に手元が萌え袖風になる点には可愛さが感じられます。
袖の柄見せポーズでは、両腕を広げれば非常に華やかな雰囲気になるのが魅力です。片腕だけを広げれば、しっとりと大人びた印象にもなります。袖が長く華やかな振袖ならではのポーズとも言えるため、1枚撮影しておくのがおすすめです。
帯の美しさも振袖の魅力の1つです。帯の色柄や結び方にこだわりを持っている方は、振り向きポーズを選ぶとよいでしょう。
振り向きポーズはカメラに背を向け、振り返って横顔を撮影します。美人画のような奥ゆかしい優雅さを表現できるポーズであり、大人っぽいショットが撮れるので、成人式の前撮りにぴったりと言えます。セットした髪や髪飾りをしっかりと写真に残せる点も魅力です。
あえてカメラ目線をせずに、カメラから視線を外して伏し目がちになるはんなりポーズも振袖が映えます。かしこまったポーズよりも自然な雰囲気を演出でき、大人っぽい印象になるのが魅力です。アイメイクやまつ毛が際立つポーズでもあるので、特にアップ写真の撮影に向いています。
正座は、和室や縁側といったシチュエーションで前撮りをする際の王道ポーズです。振袖で正座をする際には、膝前の着物を入れながら座り、袖をきれいに流します。
正座ポーズは振り袖姿が引き立つポーズの1つであり、上品でおしとやかな雰囲気になるのが魅力です。フォーマルなシーンでも使いやすいショットになるので、1枚撮影しておくことをおすすめします。
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成人式の前撮りでは、被写体と着物がきれいに映るようなポーズを多く取るのが基本です。しかし、実際にはポーズに決まりはないため、自分が納得のいくポーズを自由に選ぶことが大切です。
以下では、より思い出に残りやすい盛れるポーズを5つ紹介するので、参考にしてください。
お嬢様ポーズは、顔周りにそっと手を持ってくるポーズです。王道的なポーズとしては、指先を自然に柔らかく曲げた手を、頬やあごに軽く触れる程度に添えるポーズが挙げられます。
お嬢様ポーズは手でフェイスラインの一部が隠れるため、小顔効果が期待できる点がメリットの1つです。また、定番ポーズでは写りにくいネイルやリングなども、お嬢様ポーズであればしっかりと写真に残せます。上品さを演出しつつ、可愛さやお茶目な雰囲気も醸し出せるおすすめのポーズです。
ハタチポーズは、名前の通り指でハタチを表現するポーズです。片手でピースをして「2」を、片手の指で輪を作って「0」を表します。二十歳の記念となる成人式にふさわしいポーズであり、最近では前撮りはもちろんSNSなどでも人気となっています。
ハタチポーズは正面から写真を撮る際にはもちろん、後ろ姿で撮影しても映えるポーズです。成人式当日に友だち同士で記念撮影をしたり、プリクラを撮ったりする際にもおすすめのポーズとなっています。
首にかけるショールを使ったポーズも成人式の前撮りならではです。ショールはもこもことしていてボリュームがあるので、身に付けたまま撮影すれば小顔効果が期待できます。
また、ショールを手に持ったまま撮影するのもテクニックの1つです。ショールを巻いたまま撮影すればゴージャス感やきちんとした雰囲気を演出できますが、ショールを持った状態だと自然な雰囲気になります。ショールを手に持つと厚みが出てしまうため、正面から写真を撮るのがおすすめです。
手や花・傘といったアイテムを使って、あえて顔を隠すという手もあります。顔隠しポーズはおしゃれでエモーショナルな雰囲気を演出できるほか、顔をあまり公開したくないSNSで使用する際にもおすすめです。
顔隠しポーズは、小物などで顔全体を隠してもよいですが、目元や顔の片側など、顔の一部だけを隠せば自分らしさも同時に表現できるでしょう。
成人式の前撮りでは、小物を使うことでさまざまな雰囲気を演出できます。例えば花束を抱きしめるポーズは、振袖姿を一層華やかに写真に残すことが可能です。前撮りでロケーション撮影を行う場合、和傘を使えば風情のあるショットを撮影できます。
撮影用の小物は前撮りのスタジオに用意されているほか、メガネ・サングラスや推し活グッズなどを自分で用意する手段もあります。小物を準備したり、小物に合ったポーズを考えたりするのも前撮りの楽しみ方と言えるでしょう。
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成人式の前撮りできれいに写るためには、ポーズだけではなく、以下のようなポイントを押さえることも大切です。
・ポーズは左向きを意識する
振袖は衿合わせが右前になっており、正面から見ると大部分が左側の前身頃になります。そのため左側の前身ごろに多くの柄が配置されており、基本的には右側よりも左側のほうが写真映えします。斜めのポーズで撮影するときは、左向きを意識するとよいでしょう。 ・可愛く見える笑い方を研究しておく 通常、成人式の前撮りでは、全身写真だけではなく上半身のアップも撮影します。前撮り当日にいきなり理想的な表情を作るのは難しいので、鏡を使って可愛く見える笑顔や角度を自分で研究しておくとよいでしょう。 ・背筋をピンと伸ばす 振袖が最も映える立ち姿は、背筋をピンと伸ばした正しい姿勢です。振袖を着ているときに猫背になると、例えスリムな方でも着ぶくれして見えてしまいます。頭から1本の糸で吊られているような意識で真っ直ぐに立ってください。 ・あごを引く 前撮りの際には、あごをキュッと引くのがフェイスラインを美しく見せるポイントです。ただし、あごを引きすぎると二重顎になったり、猫背に見えたりしてしまいます。あごは程よく引くと同時に、背筋を伸ばした正しい姿勢を取ることで自然な印象になります。 ・困ったらプロに相談する ポーズの選び方や写真写りの改善などで困ったときには、写真スタジオのスタッフに相談しましょう。理想の写真に近付けるためには、写真のプロにアドバイスをもらうのが近道です。前撮りに悔いを残さないためにも、困ったことがあればスタッフに相談してみてください。 |
成人式の前撮りで振袖を美しく、かつ盛れるように撮影するためには、ポーズや写り方に工夫を凝らすことが大切です。紹介した10種類のポーズと、それぞれの特徴を理解して、撮影時に実践してみましょう。また、きれいに写るためのコツを押さえることで、より一層素敵な写真を残すことができます。
撮影前には、振袖のデザインや柄、色味に合わせて最適なポーズを選び、鏡の前で練習するのもおすすめです。プロのカメラマンやスタジオスタッフのアドバイスを活用することで、自分では気づかない新しいアイデアやテクニックも取り入れることができるでしょう。
成人式の前撮りは、振袖姿を美しく残す絶好の機会です。自分らしさを表現しつつ、記念に残る素敵な写真をたくさん撮影してください。