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成人式の振袖の値段(相場)っていくら? 振袖購入と振袖レンタルの違いとそれぞれのメリット・デメリットを解説!

お嬢様の大切な晴れ舞台である成人式はご本人様だけでなく親御様、ご家族・ご親族皆さん楽しみにされていますよね。お嬢様が、親御様から「着たい振袖を選んでいいからね」と言われても、親御様がお支払いをしてくれるご家族が多いので、値段を気にせず着たい振袖を決めるのは気を使いますよね。そこで、振袖購入と、振袖レンタルの値段(相場)の違い、購入・レンタルのメリット・デメリット、振袖以外に注意すべきことについてご紹介いたします。

目次

1. 成人式で着る振袖の購入とレンタルの値段(相場)はどれくらいの差?購入する割合はどれくらい?
1-1.振袖を購入する場合の相場
1-2.振袖をレンタルする場合の相場
1-3.振袖を購入する割合はどれくらい?

2. 振袖をレンタル・購入するメリット・デメリット
2-1. 振袖をレンタルするメリット・デメリット
2-2. 振袖を購入するメリット・デメリット
2-3. 振袖を購入するかレンタルするかで迷ったら何で判断するのがよい?

3. 振袖の値段(相場)に幅があるワケ・・・振袖のものづくり
3-1. 振袖(着物)は日本の伝統工芸品である
3-2. 新作や人気ブランドの振袖は値段(相場)が高額になる傾向
3-3. 型染め・プリント(インクジェット)された振袖は値段が抑えられる
3-4. 生地の違い:正絹振袖とポリエステル振袖・・・振袖の値段の見分け方

4. 振袖の値段(相場)に幅があるワケ・・・振袖以外
4-1. 帯にも値段(相場)に差がある
4-2. 小物にも値段(相場)に差がある
4-3. 振袖一式以外のアフターサービスによっても値段差がある

5. 振袖以外に「注意すべきこと」と「値段」は?それぞれの相場を確認
5-1. ヘア・メイク・着付けの料金相場
5-2. 前撮り写真の料金相場
5-3. 振袖はある程度予算を決めてから選ぶのが良い?

まとめ


 1.成人式で着る振袖の購入とレンタルの値段(相場)はどれくらいの差?



成人式で着る振袖を新たに準備する方法は、主に購入するか、レンタルするかのどちらか。どちらの方法を選ぶかによって、振袖にかかる値段(相場)も大きく変わります。以下では「購入」「レンタル」それぞれに関わる相場を解説します。

1-1.振袖を購入する場合の相場

一般的に、振袖を購入すると、平均相場は振袖単体で25万円~40万円くらいかかります。帯や小物など選ぶものによっては、もっと高額になります。
高額な買い物になりますが、30年以上前は、成人式の振袖一式に60万~100万以上かけるケースも珍しくありませんでした。現在は、技術の進歩、SDGsの考え、持続可能なものづくりにより、多く作りすぎない傾向になり、相場は低くなってきております。

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1-2.振袖をレンタルする場合の相場

振袖をレンタルする場合は、帯・小物などがセットで数万円~25万円程度になります。レンタルも購入と同じように値段に幅はありますが、一般的にはレンタルの方が購入するよりも10万円~20万円ほど低くなります。

振袖レンタルを検討する際に注意する点は、プランに含まれるサービスの内訳です。リーズナブルに思えても、小物は別料金、前撮り撮影代は別料金、前撮りのヘア・メイク・着付けは別料金、成人式当日のヘア・メイク・着付けのお支度代は別料金で、結果的に高額になってしまった・・・ということも。一方、着付けに必要なものが一式揃い、お支度代も込みのフルセットなら、値段も明確で安心。他に自分で用意する手間もないため、余裕をもって成人式当日を迎えられますよね。

「アイドルbyやまと」では、振袖コーディネート小物や和装肌着を含む28点フルセットで162,800円~の振袖レンタルは、
前撮り撮影、撮影時のヘア・メイク・着付け、成人式当日のケア・メイク・着付けのお支度とすべてオールインワンで提供
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1-3.振袖を購入する割合はどれくらい?

30年以上前は、振袖は購入する方がほとんどでしたが、現在はレンタル全盛期、お母様世代は購入全盛期だったこともあり、お母様の振袖を「ママ振袖」として現代風にアレンジして着られる方も多いので、振袖を購入する割合はどれくらいなのだろうか?と気になる方もいらっしゃると思います。正確には割り出せないものの、各調査やアンケートからも、成人式に振袖を着る方で購入の割合は2割前後と言われております。

この数年で購入する方は増加傾向にあるという声も上がってきており、実際に私たち「アイドルbyやまと」では、振袖レンタル・フォトスタジオ専門店なので振袖購入の割合は1くらいと平均より低いものの、購入される方は昨年と比べて1.5倍以上増えております。

2.振袖をレンタル・購入するメリット・デメリット

レンタルか購入かどちらが良いのか。レンタル・購入のそれぞれのメリット・デメリットを理解して、値段だけでなく、総合的に判断できるようにしましょう。

2-1.振袖をレンタルするメリット・デメリット

【振袖レンタルのメリット】

  1. 流行のデザインや今、最も着たい振袖を選びやすい
  2. 費用が抑えられる
  3. 着用後の整理(クリーニング)や自分で保管しなくて良い
  4. 前撮りと成人式で違う振袖を着ることも選択できる


【振袖レンタルのデメリット】

  1. Myサイズではない
  2. 成人式後、着たくなっても同じものを探しづらい

2-2.振袖を購入するメリット・デメリット


振袖購入の【メリット】

  1. Myサイズで仕立てることができるので、着やすい
  2. いつでも、何度でも着ることができる
  3. 世界で一着=その色柄でそのサイズ、そのコーディネイトは自分しかいない
  4. 妹が同じ振袖を着る、身内の結婚式で着る、振袖に袴で卒業式等、複数回着る場合は、  レンタルより費用が安くなる(卒業式の定番は2尺袖のきものですが振袖でもOK)


振袖購入の【デメリット】

  1. 成人式のみ着る場合は、レンタルより価格が高い
  2. 着用後のメンテナンス費用と手間がかかる
  3. 保管場所の確保と保管管理が必要

 

2-3.振袖を購入するかレンタルするかで迷ったら何で判断するのがよい?

それぞれのメリット・デメリットを解説いたしましたが、値段だけで考えれば、振袖はレンタルが費用を抑えられます。しかし、実際にどちらがお得なのかは、人によって、ご家族構成等によって、成人式が終わった後も振袖を着るかどうかによって変わってきます。
成人式をきっかけに、着物を着る機会を増やしていきたいという方は、振袖の購入を検討してみるのも良いかもしれません。

3.振袖の値段(相場)に価格幅があるワケ・・・振袖ものづくり

振袖は、レンタルと購入に関わらず、値段には大きな幅がありますが、なぜなのかを解説していきます。

3-1.振袖(着物)は、日本の伝統工芸品



振袖は職人さんの手間と技術が振袖の値段に大きく影響されます。繊細な作業の上に、制作期間も数か月かかって完成するものもある伝統工芸品であり、世界に誇る民族衣装と言えます。

振袖の柄付けや手描き友禅などの染の技法、刺繍は、日本が世界に誇る伝統工芸です。
中でも、絞りなど高度な技術と時間を要する絞りの振袖は100万以上の値段になり、伝統の桶絞りの総絞り振袖であれば200万以上の値段が付きます。

3-2.新作や人気ブランドの振袖は値段(相場)が高額になる

振袖雑誌の表紙に掲載されるモデル着用の新作振袖や人気ブランド振袖は、多くの新成人の目に触れる分、値段が高額でも注文が多く予約ができなくなることもあります。
新作や人気ブランドで「これが着たい」と思ったら、早めに問い合わせをするのが良いでしょう。


3-3.型染め・インクジェット(プリント)染めの振袖は値段が抑えられる

現在の技術を活かして、コンピューターによる型染めやインクジェットプリントの技法を応用した染め技法が振袖にも使われるようになりました。ある程度のスピードと量産が可能なので、コストが抑えられます。この染のタイプの振袖は、値段も20~50万円に収まります。

3-4.生地の違い:正絹振袖とポリエステル振袖・・・振袖の値段の見分け方

振袖は成人式ではじめて着るという方がほとんどですので、それが値段に見合うものなのかをなかなか判断しにくいかもしれません。伝統工芸の技術の他に、生地による値段の見分け方も解説いたします。

①正絹

一般的に振袖で使用される生地は大きく分けて「正絹(しょうけん)」と「ポリエステル」の2種類あり、絹=正絹の方が値段は高くなります。
正絹の振袖は、光沢があり、重厚感があります。ポリエステルと比べて、着ている時の着心地の良さ、それと、静電気が起きにくい・蒸れない・冷えない・暑くないといった特徴があります。ただし、メンテナンス費用は高く、一般的な振袖の丸洗いでも、8,000
円~15,000円程度はかかります。

② ポリエステル

値段は正絹に比べると格段に低く、メンテナンスも正絹より楽で、シワにもなりにくい。
デメリットは、着心地や重厚感が正絹よりも劣ります。
正絹・ポリエステルの違いは、実際に手にとってみて、生地感や着心地や確かめるがよいでしょう。可能であれば、試着をして確かめましょう。

4.振袖の値段(相場)に価格幅があるワケ・・・振袖以外

振袖は振袖本体だけでなく、さまざまな関連品があります。帯や、帯揚げ・帯締め・重ね衿・草履バックなどの小物も同様に値段の幅があります。

4-1.帯にも価格幅がある

振袖用の帯は、袋帯といって、他のフォーマル(留袖・訪問着)にも使えますが、振袖専用に華やかにデザインされていて、六通柄という帯全体の6割くらいに柄がある袋帯が一般的です。値段は、絹糸のランクや織の技法や糸の本数によって変わり、数万円~50万円以上と価格幅が広いです。
レンタルでセットになっている袋帯は5万前後ものが一般的です。



4-2.帯締め・帯揚げ・草履バッグ:小物にも価格幅がある


①帯締め

帯締めは帯を締め着姿を際立たせる大事な小物。現在の主流は、帯留めのようなパールや花飾りなどの装飾が中央に付いて、片側が4本~5本に分かれた多色使いのものが人気です。
装飾部分の素材やデザインによって、値段が1万~3万円くらいの価格幅です。

② 帯揚げ

帯揚げは、単色無地~多色使い、刺繡などの模様が入ったものや、総絞りなどにより、1万~3万くらいの価格幅になります。

③ 草履バッグ

草履とバッグは同素材となっているのが一般的です。素材は、エナメル、布、織のものが現在は主流で、低反発の素材を使った歩きやすく、疲れにくい草履は値段が高くなります。
成人式で着用する草履・バッグであれば値段は3万円~8万円程度が相場です。

4-3.振袖一式以外のアフターサービスによっても価格幅がある

アフターサービスの内容によっても振袖の値段は変わってきます。店舗によっては、振袖を購入してから、数年間クリーニングを無料で受けられたり、お袖を切って訪問着にするのを無料で受けられたりすることもあります。
振袖をレンタルする場合は、予約してから成人式まで何回も着ることができたり、着た後は、クリーニング不要でそのまま返却可能できる等、店舗によってさまざまなサービスが用意されています。こうしたアフターサービスにも目を向けて振袖の値段が安いか高いかを判断してみることも大切です。

5.振袖以外に「注意すべきこと」と「値段」は?

成人式は、振袖一式の商品以外にも、ヘア・メイク・着付けなどお支度に、お金がかかる場面が出てきます。それぞれの値段(相場)を解説いたします。

5-1.ヘア・メイク・着付けの料金相場

通常は、ケア・メイクのみだと、事前のカウンセリング・打ち合わせ込みで1万円~2万円前後、振袖着付けのみで8,000円~10,000円くらいが相場で、ケア・メイク・着付けがセットの場合は、25,000円~40,000円が相場と言われています。


また、振袖のレンタルや購入時の特典で料金込み、もしくは、提携美容室を紹介してもらえたりする場合もあります。

自宅から、お支度会場まで、そこから成人式の会場までの距離・時間なども加味しながら候補を絞り込んでいくのが良いでしょう。

5-2.前撮り写真の料金相場

写真は1カット6,000円~が一般的な相場。台紙付き見開きのアルバムや、三つ折りタイプ、豪華なアルバムタイプ、それぞれのアルバムのカット数やデータの提供等にもよりますが、アルバムは3万円~用意されているのが一般的で、中には20万円を超える豪華なアルバムもありますので、しっかり見比べながら選ばれるのが良いでしょう。

5-3.振袖はある程度予算を決めてから選ぶのが良い?

成人式は振袖だけでなく、ヘア・メイクや着付けなど様々な費用がかかります。大まかに、振袖一式、ヘア・メイク・着付け、前撮りでそれぞれの予算を決めておくと、予算オーバーを防げます。しかし、人生に一度の成人式に値段ばかり気にして、妥協してしまうのは後悔を残してしまうかもしれません。

そうならないように、まずは、値段から入らず、本当に着たいと思う振袖を数点選び、ご自身の好みを知りつつ、妥協できる点とできない点を整理して、トータルで予算内に収まるようにするのがおすすめです。

まとめ


いかがでしょうか?予算や金額、注意点等、皆様のお役に立てたらうれしいです。


改めて、使用している生地やデザイン、ブランドによって異なる振袖の値段。購入とレンタルそれぞれの相場を踏まえた上で、ご家族と一緒に予算を決めていきましょう。


成人式が終わった後も振袖を着る機会がある、又は機会をつくりたい場合は「購入」、前撮りと成人式当日だけの着用なら「レンタル」がお得です。  


いづれにしても振袖は「ご縁もの」です。成人式を通して一生に一度の宝物の思い出にしていきましょう。