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振袖の試着はどのような服装で行けばよい?注意したいNGな服装も

成人式の振袖を選ぶときは、試着をすると自分に似合う振袖と出会いやすくなります。しかし、振袖の試着をしたことがないという方は、試着をどのように行うのか、何か準備が必要なのか分からないという方もいるでしょう。

当記事では、振袖の試着時の服装について詳しく解説します。避けたほうがよい服装や、試着時に気を付けたいポイントも紹介するので、成人式を控えレンタルを検討している方はぜひ参考にしてください。

 

目次

1. 振袖を選ぶときに試着は必要?

2. 振袖の試着時におすすめの服装

2-1. 胸元がスッキリしたトップス

2‐2. 袖は半袖か七分袖

2‐3. ボリュームを抑えたボトム

3. 振袖の試着でNGな服装はある?

4. 振袖を試着するときのポイント

4-1. 本番をイメージしやすい髪型とメイクで試着する

4‐2. アクセサリー類は外しておく

4‐3. 振袖の試着は誰かについてきてもらう

4‐4. 試着時間は2~3時間を見積もっておく

まとめ

1. 振袖を選ぶときに試着は必要?

振袖専門店やレンタル店で振袖を選ぶときは、必ず試着をしましょう。洋服とは異なり、ぱっと見では色や柄が自分に合っているか、丈が合っているかが分かりにくいためです。

丈は多少の調整はできるものの、合わないサイズだと動きにくく、袖が地面についてしまう可能性もあります。また、丈が短すぎると腰の部分で布を二重に折りたたむ「おはしょり」が作れなくなるため、自分に合ったサイズを選ぶことが必要です。

さらに、写真などを見て気になった色や柄の着物が、実際に袖を通してみると「何か違う」と感じることもあります。色や柄によっては、表情が暗く見えたり、派手すぎると感じたりしてしまいます。振袖は必ず試着して、自分の雰囲気と合っているかを確認しましょう。

振袖を着る際は、帯、髪飾り、バッグなど着物周りの小物も一緒に選びます。着物全体に柄が施された振袖は、合わせる小物次第でイメージが変わります。どのようなイメージになりたいか、どのような振袖小物を組み合わせるとよいかなど、試着で確認できることは多数あります。

2. 振袖の試着時におすすめの服装

成人式振袖を試着するときは、ボリュームを抑えた服装を心がけましょう。試着時は、服の上から振袖を合わせるケースが多いためです。当日の服装によっては、スタッフが本来の体型をイメージできず、ベストな振袖が選べなくなる可能性もあります。

試着の予約をするときは、服装について予約時に確認しておくと安心です。具体的にどのような服装で行くとよいのか、おすすめのスタイルを紹介します。

2-1. 胸元がスッキリしたトップス

振袖レンタルの試着時は、胸元がすっきりした洋服を選びます。着付けの際、衿合わせは着物の印象を左右する重要なポイントです。着用時の雰囲気を確認するためにも、振袖の胸元から洋服が見えないようにしましょう。

また試着時には、試着用に作られた衿をつけて振袖のイメージを確認します。胸元にボリュームのある服装では衿がつけられないので衿元が広くデコルテが見えるような服装がおすすめです。

胸元がスッキリしたトップスで試着をすると、肌の色が着物の色柄と合っているか、着物の衿をどのくらい開ければよいかなど、着付けに欠かせない注意点も確認しやすくなります。

2‐2. 袖は半袖か七分袖

試着時の洋服は半袖や七分袖がベストです。着物は1人ひとりの体型ごとに、袖口から手首が出すぎず美しく見える位置が決まっています。振袖の袖口から洋服の袖が見えると、着用イメージがしにくくなるので、試着時は袖が短い洋服を着ていきましょう。

冬場の寒い期間に振袖の試着をする場合は、半袖や七分袖を着るのは難しいこともあります。やむを得ず長袖を選ぶときは、袖をまくりやすい服装を選びましょう。

2‐3. ボリュームを抑えたボトム

振袖の試着は、ボリュームを抑えたボトムで試着に臨むのがおすすめです。着物の横幅を指す「身幅」のサイズを確認しやすくなります。

着物は、布を体に巻き付け、美しく見えるように整えて着用するものなので、試着では身幅を合わせて腰回りがすっきり見えるように調整します。下半身にボリュームのある洋服を着用していると本来の体型が分からなくなってしまうため、体の線が確認できるような、生地に厚みがない細身の洋服を選びましょう。具体的には、スキニーパンツやタイトスカートなどがおすすめです。

3. 振袖の試着でNGな服装はある?

振袖を試着するときは、避けたほうがよい服装がいくつかあります。体型が隠れてしまうもの、肌の露出が多いものなどは避けましょう。以下では、NGな服装4つを紹介します。

・ノースリーブ

タンクトップやキャミソールなどのノースリーブは、汗で試着する着物を汚してしまう可能性があるため避けましょう。振袖を選ぶ際は、時間をかけて慣れない着付けを何度も繰り返します。温度調節された部屋で試着をしていると、体温が上がって汗をかくのはよくあることです。試着時は、肌が着物になるべく触れないような洋服を選びます。

 

・パーカー

オーバーサイズのパーカーや、もこもこしたボアがついたパーカー、フードがしっかりしたパーカーなどは、試着時に避けたほうがよい服装の1つです。服にボリュームが出てしまい、正しい振袖のサイズ感を確認できません。

 

・タートルネック

首元は、着物を美しく着こなすための重要な部分です。タートルネックを試着時に着用していると、首元をきれいに整えられないだけでなく、首元の肌が見えず、色合わせも難しくなります。

 

・フレアスカート

腰から広がった形のフレアスカートは、生地のボリュームがあり、元々の体型が分かりづらくなるため、避けたほうがよい服装の1つです。身幅が大きい振袖を選んでしまうと、実際に着付けしたときに生地が余り、実際よりも太って見えることがあります。

4. 振袖を試着するときのポイント

成人式の振袖試着は、当日の着付けの様子を実際に体験できる貴重な機会です。気になる振袖があればすべて試してみたいと思う方もいるかもしれませんが、重い振袖を何着も試着するのは体力を使います。試着をスムーズに済ませるために、下記の点に注意しましょう。

4-1. 本番をイメージしやすい髪型とメイクで試着する

試着日当日は、本番をイメージした髪型とメイクで来店するのがベストです。着物を着るときは、髪が肩にかからないほうが着物の色柄が映えるので、試着時の髪型はアップヘアがおすすめです。

また、着物を着るときにすっぴんだと、着物や帯の柄が目立ってしまい、全体のバランスが悪くなります。当日に選んだリップクリームの色が着物との相性を決める場合もあるほど、メイクは着物着用時の印象を左右します。本番のようなメイクアップは必要ないものの、ノーメイクで試着するのは避けましょう。

4‐2. アクセサリー類は外しておく

アクセサリーをつけたまま着物を着ると、生地がアクセサリーに引っかかり、振袖を傷つけてしまう可能性があります。試着をするときはアクセサリー類を外しておきましょう。

振袖の中には刺繍が施されたものもあります。気を付けていても、アクセサリーが刺繍の一部に引っかかり、糸がほつれてしまうのはよくあるケースなので注意が必要です。

4‐3. 振袖の試着は誰かについてきてもらう

どのような振袖が似合うのか、自分で見極めるのは意外と難しいものです。客観的な視点から判断できる誰かに一緒に来てもらって、自分に似合う振袖を選びましょう。

家族と試着に行けば、振袖を一緒に選べるだけでなく、予約金やレンタル予算など具体的な金額の話も確認できるため、振袖選びをスムーズに進められます。

4‐4. 試着時間は2~3時間を見積もっておく

振袖の試着時間は、最低でも2~3時間はかかると見積もっておくと安心です。成人式は一生に一度しかなく、振袖選びにも想像以上に時間がかかるかもしれません。また、振袖は色柄のパターンが多く、ある程度イメージを持って試着に臨んだとしてもすぐには決められないといったケースが大半です。

試着では、振袖を選ぶだけでなく、帯・帯揚げや帯締めなどの小物や草履、髪飾りを合わせる時間も必要です。時間に余裕を持って試着を重ね、納得のいく組み合わせを見つけましょう。

まとめ

振袖の試着を行うときは、体型が分かるようにボリュームを抑えた服装を選びましょう。具体的には、胸元がスッキリしたトップスやボリュームのないボトムがおすすめです。また、振袖を汚さないようにノースリーブは避け、半袖か七分袖の服を選びましょう。

試着では、振袖のサイズが合うか、色・柄が似合うかを確認します。できるだけ実際の着用時のイメージがわくように、髪やメイクを整えていくと自分に合った振袖を選びやすくなります。