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自分に似合う振袖の選び方は?肌の色・身長・体型ごとにポイントを紹介!

成人式で着る振袖は、せっかくなら自分に似合うものを選びたいと考える方も多いでしょう。しかし、自分にどのような着物が似合うのか分からないと、振袖選びのときも迷ってしまいます。

どのような振袖が似合うかは、着用する人のパーソナルカラーや身長・体型によっても異なります。当記事では、パーソナルカラー・身長・体型ごとに似合う振袖について詳しく解説するので、振袖選びを控えている方はぜひ参考にしてください。

 

目次

1. 色を基準にした振袖の選び方

1-1. イエベ春の方に似合う振袖

1‐2. ブルべ夏の方に似合う振袖

1‐3. イエベ秋の方に似合う振袖

1‐4. ブルベ冬の方に似合う振袖

2. 体型を基準にした振袖の選び方

2-1. 高身長の方に似合う振袖

2‐2. 低身長の方に似合う振袖

2‐3. 細身の方に似合う振袖

2‐4. ふくよかな方に似合う振袖

3. 自分に似合う振袖を選ぶためのポイント

まとめ

1. 色を基準にした振袖の選び方

振袖を選ぶときは、自分に似合う色を身につけることが大切です。自分に似合う色を知るために、自身の「パーソナルカラー」を知っておきましょう。

パーソナルカラーとは肌や瞳、髪の毛の色に調和する色のことで、イエローベースとブルーベースがあります。さらにそれぞれに2種類のタイプがあり、パーソナルカラーは以下の4タイプに分けられます。

 

  • イエベ春
  • ブルベ夏
  • イエベ秋
  • ブルベ冬

 

パーソナルカラーを基準にして服を選ぶことで肌を明るく見せ、垢抜けた印象になります。振袖選びの際にパーソナルカラーを生かさない手はありません。

以下では、パーソナルカラー別にどのような振袖が似合うのか解説します。

1-1. イエベ春の方に似合う振袖

イエベ春の方の特徴として、春の花を思わせる明るくて華やかなイメージであることが挙げられます。

透明感があり明るく黄みのある茶色の瞳や髪の毛が特徴です。また、肌の色は黄みを帯びており、色白の人が多い傾向にあります。全体的に明るい雰囲気で、透明感があり、黄みのある色がよく似合います。

反対に、寒色系やくすみカラー、ビビットカラーは不得意で、暗い印象になったり派手に見えたりします。

イエベ春の方は明るく鮮やかな色が似合います。おすすめの振袖の色は以下の通りです。

 

  • クリーム色
  • パステルカラー
  • 赤系なら黄みのあるコーラル系や朱色
  • 青系なら黄色や緑色の入ったターコイズ系

1‐2. ブルべ夏の方に似合う振袖

ブルベ夏の方の特徴として、上品で優しげなイメージであることが挙げられます。

柔らかい黒や、やや赤みのある茶色の瞳や髪色が特徴で、肌の色はピンク味を帯びている人が多いのが特徴です。

淡く優しげなカラーが得意なブルベ夏の方は、青みのある淡い色がよく似合います。スモーキーなくすみカラーとも相性抜群です。

黄みのある色や鮮やかな色は苦手で、顔色が悪く見えてしまうこともあります。

ブルベ夏の方におすすめの振袖の色は以下の通りです。

 

  • ラベンダーやミントグリーンなどのシャーベットカラー
  • 明るいスモーキーな色
  • 純白よりもソフトホワイト
  • 赤系なら青みのあるベリー系
  • 青系ならライトグレーやネイビー

1‐3. イエベ秋の方に似合う振袖

イエベ秋の方の特徴として、紅葉のように温かみのあるシックなイメージであることが挙げられます。

ダークブラウンの瞳や髪色をしており、奥深く落ち着きがあります。肌の色は黄みがかったマットな質感で、日に焼けると小麦色になりやすい点も特徴の1つです。

イエベ秋の方は低彩度・低明度のこっくりとした深みのある色が得意です。深みのある色を身に纏うと、上品で華やかな印象になります。

一方で、明るく鮮やかな色や青みのある色はくすんだ顔色に見えてしまうので不向きです。

イエベ秋の方におすすめの振袖の色は以下の通りです。

 

  • ベージュ・カーキなどのアースカラー
  • 赤系ならブラウンレッドや紅葉色
  • 青系ならディープブルーやダークネイビー
  • オレンジ系ならテラコッタやマスタード

1‐4. ブルベ冬の方に似合う振袖

ブルベ冬の方の特徴として、洗練された個性的な雰囲気を持っているということが挙げられます。

真っ黒に近い瞳の色や髪色をしており、黒目がくっきりしています。透明感のある色白な肌をしており、日本人では珍しいタイプです。

ブルベ冬の方はメリハリがあり、鮮やかでクリアな色が得意です。大人っぽい暗めの色や原色系の鮮やかな色味を上手に着こなすことができ、モード系の凛とした美しさを引き立たせます。

一方、暖色やパステルカラーは苦手で、パッとしない仕上がりになってしまいます。

ブルベ冬の方におすすめの振袖の色は以下の通りです。

 

  • ブラック・チャコールグレー
  • 鮮やかな赤や青
  • 暗めの緑や紫

2. 体型を基準にした振袖の選び方

身長や骨格タイプなどの体型によっても、似合う振袖の色や柄は異なります。体型に合ったサイズや色、柄を選べば、気になる部分をカバーしつつ、より美しく魅せることが可能です。

ここでは、身長や体型ごとの振袖の選び方について解説します。

2-1. 高身長の方に似合う振袖

高身長の方に似合う振袖の特徴は、「濃い色」「大柄」のデザインです。身長の高さを活かし、華やかで艶やかな雰囲気になります。

身長が高いので生地面積が広く、華やかな総柄や鮮やかな濃い色などの大胆なデザインも美しく着こなせます。一方で、小さな柄では寂しい印象に感じることもあるので注意しましょう。

また、コントラストのはっきりした鮮やかな色味がよく似合い、赤や黒などの色味を大人っぽく着こなせるのも特徴です。複数の色が使われたトレンドのレトロポップ柄もカッコよく着こなせます。

2‐2. 低身長の方に似合う振袖

低身長の方は可愛らしさを生かした振袖選びがおすすめです。「淡い色味」「小さな絵柄」が得意で、低身長の方の魅力を最大限に引き出してくれます。

小さな花柄モチーフなどは体型を引き立たせ、可憐な雰囲気になります。縦のラインを強調する斜めやストライプ柄もスタイルをよく見せられるのでおすすめです。

また、淡い色は膨張色のため、体型のバランスを整え大人っぽい印象になります。しかし淡い色は全体的にメリハリがなく幼く見える可能性もあるので、濃い色の帯を使って引き締めると程よく大人っぽい印象になります。

2‐3. 細身の方に似合う振袖

細身の方はボリューム感が出る振袖を選びましょう。「柔らかい色」「華やかで広がりのある絵柄」の振袖を選ぶと女性らしいふっくらとした印象になりボリュームが出ます。

オレンジ系やピンク系のパステルカラーがよく似合い、優しく柔らかい雰囲気になります。寒色系は身体をより細く見せてしまうので要注意です。また、小さい絵柄では寂しい印象になるため、総柄や総絞りなど、華やかに横に広がるデザインを選びましょう。

帯を大きく結んだりショールを使ったりすれば、さらにボリューム感を出せます。

 

2‐4. ふくよかな方に似合う振袖

ふくよかな方は引き締め効果のあるデザインの振袖がおすすめです。「濃い色」「縦のラインを強調する色」を選べば身体のラインを綺麗に見せられます。

膨張色である明るいトーンの色や暖色系の色よりも深みのある寒色系で濃い色の方がすっきりとした印象に見えます。黒と白、赤と黒などのコントラストがはっきりしている色味もシックに着こなせるのが特徴です。

また、斜めの柄やストライプのデザインは縦長効果で細見えさせることが可能です。上半身の柄は控えめで、裾に絵柄があるデザインの方が全身がすっきりとして見えます。

3. 自分に似合う振袖を選ぶためのポイント

人それぞれ似合う振袖のデザインは違います。振袖の種類は数えきれないほど多くありますが、その中から自分に似合う振袖に出会うためには、以下のポイントを意識してください。

 

  • なりたいイメージをはっきりさせる
  • 第三者の意見を聞く

 

「こうなりたい」という明確なイメージを決めていた方が振袖は選びやすくなります。可愛い印象がよいか、上品な印象がよいかなどの好みを考えておけば、振袖だけでなくメイクや髪型のイメージもつきやすいです。

また、迷ったときは第三者の意見を聞いてみましょう。

振袖レンタルでは成人式の振袖選びのプロであるスタッフの方と相談しながら似合う振袖を選べるため、納得のいく振袖に出会えます。家族や友人と相談したり、お店のスタッフの方にアドバイスをもらったりすると、新たな発見があるかもしれません。

まとめ

振袖は、自身のパーソナルカラーや身長・体型などによって似合うデザインが異なります。高身長の方は大きな柄、身長が低めの方はかわいらしい小さな柄にするなどを選ぶとよいでしょう。

振袖を選ぶときは、最初にどのようなコーディネートをしたいかをイメージしておくのがおすすめです。上品な着こなしにするか、かわいらしい着こなしにするかを決めておくと、振袖も選びやすくなります。一人で決めきれない場合は、家族や友人・スタッフに相談してみましょう。