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「卒業式に着る袴のサイズはどう選ぶのが正解?」
なんだかむずかしい袴のサイズ表記や選び方を簡単に解説しちゃいます。
こんにちはレンタル振袖・袴&フォトスタジオ「アイドル byやまと」です。
袴を上手に着こなすときに大切なのは「サイズ感」。
そこでおさえるべきポイントは2つだけ。
・袴のサイズ表記を正しく知る
・袴の丈の長さをきちんと考える
ぜひ袴美人を目指してください!
Topics .. .
1. これでわかる!袴のサイズってこういうこと
2. 二尺袖きものの「裄」と測り方
3. 袴の「袴丈」と測り方
4. 簡単理解!「袴丈」のサイズ一覧表
5. 装履とブーツでは「袴丈」の選び方が違うワケ
袴のサイズでよく記載されている言葉。
「裄」「袴丈」「袖丈」
このみっつを押されば大丈夫。
写真で見るとこんなに簡単。
「裄」とは洋服の「肩から手首までの長さ」に当たりますが、洋服と違うのは「測り方」。
「肩幅」と「袖の長さ」のふたつに分けて測ります。
「裄」を「背中心から手首まで」と記載しているサイトが多く見られますが、「きものやまと」ではちょっと違うご案内になります。
※画像参照
まずはやわらかいメジャーか、なければ長い紐を用意して、脇を45度開いた状態で立ちましょう。
①「肩幅」の測り方
「背骨の盛り上がっている部分」を見つけたらそこから「肩まで」の長さを測ってメモしましょう。
②「袖の長さ」の測り方
「肩」から「手首の骨の出ている部分まで」を測ってメモしましょう。
③「裄」を足す
①と②の長さを足したものが「裄」となります。
一般的に袴用の着物は袖が短めに仕立てられているため「二尺袖きもの」と呼びます。
「二尺」=「約76cm」
幅広く着ていただける長さだから、袴選びの際に「裄」はあまり気にしなくても大丈夫。
ただし、ご身長が低めのお嬢様はサイズ感を確認しておくと安心ですね。
「袴丈」は袴の前紐の下から裾までの長さのこと。
前紐の部分は入りませんので注意。
「袴丈」を測るときは前紐の分の長さを除くために、「アンダーバストの5cm下」から垂直にメジャーをおろします。
卒業式に袴を着るときに大事なのはこの「袴丈」。
これで袴姿の美しさが決まります。
袴のサイズ=適応身長で表記しているところが多いと思います。
「適応身長」という言葉はあいまいでわかりづらいですね。
きちんと自分に合う長さを測るときれいな着こなしに。
袴のサイズ表で「装履」と「ブーツ」の適応身長の違いを記載しました。
「装履」と「ブーツ」では美しいとされる着姿がこんな風に違います。
だから「袴丈」が変わってくるんですね。
「装履」
「くるぶしが隠れるくらい」の丈がきれいな着姿だとされています。きちんとした装いではあまり足袋を見せすぎるのはNG。
「ブーツ」
「装履」を履くときよりも「丈を短め」にするとブーツが見えてかわいい着姿に。ブーツの上部が完全に隠れる長さであれば丈の長さはお好みでOK。
袴のサイズ選び、知ってしまえば意外と簡単ですよね?
袴は着付の仕方によって全体の着姿が変わります。
【ネットレンタル】をするなら着付師さんに事前に相談すると安心です。
【お店】で試着しながら選ぶとサイズ感の心配がなくなるのでもっと安心。
ご都合に合わせて、ネットレンタルとお店でのレンタルを使い分けてくださいね。
振袖・袴のレンタルなら、
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