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2025年振袖人気カラーランキング|Z世代が選んだ色柄TOP10と最新トレンド

成人式や特別な場面で着る振袖は、自分らしさを表現できる大切な一着です。しかし「どんな色や柄が人気なの?」「最新のトレンドは?」と悩む方も多いのではないでしょうか。振袖のカラーや柄、モチーフなどは流行があり、毎年変化があります。今人気の色やスタイルを知ることで、自分のしたいスタイルがどのようなものか見つけられるでしょう。

当記事では、Z世代300人を対象に行ったアンケート調査をもとに、2025年の振袖人気カラーランキングを紹介します。人気の柄・モチーフ・スタイルなどを知りたい方も、ぜひご覧ください。

【アンケート概要】

本記事の内容は、2025年9月に実施した「振袖に関する実態調査」(対象:成人式で準備を行った本人および保護者/有効回答数500件)をもとに構成しています。

1. Z世代が選んだ振袖の人気カラーTOP10

Z世代を対象にしたアンケート調査から、振袖の人気カラーTOP10が明らかになりました。上位には、黒や青・紺、白といった無彩色や寒色系が並び、モノトーン×クールと白×淡色ベースの二極化が際立ちました。以下の表でランキングを紹介します。

順位 カラー(点数)
1位 黒(276点)
2位 青・紺(247点)
3位 白(220点)
4位 ピンク(191点)
5位 赤(155点)
6位 紫(142点)
7位 水色/ミント(139点)
8位 緑(111点)
9位 クリーム/ベージュ(87点)
10位 くすみカラー(ラテ/グレージュ等)(84点)

※得点=1位=3点、2位=2点、3位=1点として加算した合計点(ボルダ方式による集計)

黒や白、青などの無彩色・寒色のカラーはコントラストをつくりやすく、SNSや写真撮影で映える点が支持されていると考えられます。近年人気となっているくすみカラーもランクインしました。また、11位にえんじ・ボルドー、12位にオレンジ・テラコッタ、13位に黄・マスタードが続き、定番色に加え、温かみのある色合いも注目されていることが分かります。

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2. 振袖の人気柄・モチーフTOP10

Z世代が選んだ振袖の人気柄・モチーフについてのアンケート結果を紹介します。上位には桜や梅、牡丹といった四季を彩る花々が並び、可憐で古典的な雰囲気が好まれていることが分かります。以下の表でランキングを紹介します。

順位 柄・モチーフ(点数) 柄の意味
1位 桜(423点) 「五穀豊穣」の意味を持つ縁起の良い柄。春の盛りを代表する花として「新しい門出」の意味も持つ。
2位 椿(212点) 古くから「高貴」や「気品」を象徴する文様。「忍耐」や「生命力」といった意味も込められている。
3位 蝶(177点) 成長とともに変化する姿から、「成長」「立身出世」という意味を持つ柄。読みが「長(ちょう)」にもつながるため、「不老長寿」という意味もある。
4位 梅(153点) 厳しい寒さの中で咲くため「忍耐力」「希望」「繁栄」の意味を持つ。
5位 ぼかし・グラデーション(151点) 濃淡を付けたことで優美で柔らかい印象を与えます。
6位 牡丹(150点) 中国では百花の王と呼ばれ、日本でも古くから縁起の良い柄として使われてきた。「富貴」「繁栄」「幸福」という意味を持つ。
7位 菊(111点) 邪気を払い長寿をもたらす植物として考えられていることから「不老長寿」の意味を持つ。
8位 鶴(87点) 長寿や豊かな生命力を象徴する鳥で、「長寿」「子孫繁栄」「高貴さ」を意味する。
9位 扇(84点) 末広がりの形から「繁栄」「開運」を意味する。
10位 波/青海波(67点) 無限に広がる波が未来永劫の平和や幸せを象徴する柄。「穏やかな暮らしが続きますように」という意味を持つ。

※得点=1位=3点、2位=2点、3位=1点として加算した合計点(ボルダ方式による集計)

11位以降は、七宝、幾何/抽象、矢羽根、麻の葉、市松、亀甲などの古典柄が選ばれています。どれも縁起が良く、振袖によく使われている柄です。

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3. 振袖の人気スタイル

Z世代を対象にしたアンケート調査から、振袖の人気スタイルを紹介します。上位には、「シンプル/無地寄り」や「レトロモダン」「古典/クラシック」といった落ち着いた雰囲気のスタイルが並ぶ一方で、「クール」「モード」など存在感を重視したデザインもランクインしました。全体的に、柄控えめ×淡色の清楚なスタイルと、クール×濃色の印象的なスタイルが同居している点が特徴的です。以下の表でランキングを紹介します。

順位 スタイル(点数)
1位 シンプル/無地寄り(100点)
2位 レトロモダン(75点)
3位 古典/クラシック(73点)
4位 クール(69点)
5位 ガーリー(68点)
6位 韓国風/トレンド(60点)
7位 モノトーン(59点)
8位 モード(42点)

シンプル系は清楚で写真映えするため人気が高く、レトロや古典は伝統を重視したい層から支持されています。一方、クールやモードといった濃色系スタイルは個性を際立たせたい方に好まれ、選び方次第で自分らしい一着を演出できることが分かります。

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4. 振袖の人気デザイン

振袖のデザインに関するアンケートでは、「小さめ&控えめに柄が入っているデザイン」が最も支持を集めました。次いで「大きめ&全体に柄が入っているデザイン」や「淡色ベース」が上位に入り、淡色×控えめの落ち着いたデザインがやや優勢である一方で、大柄も同水準で高い人気を誇る結果となりました。これは、シンプルさで清楚に見せたい層と、写真映えを重視して華やかさを求める層が共存していることを示しています。

順位 デザイン(点数)
1位 小さめ&控えめに柄が入っている(細かい柄、さりげないワンポイント柄)(1071点)
2位 大きめ&全体に柄が入っている(ドーンと大きな柄、インパクトのあるデザイン)(1043点)
3位 淡色ベース(白っぽい、パステル系のやさしい色合い)(1037点)
4位 レトロ配色(昭和感のある赤×緑、古典的な色合わせ)(984点)
5位 濃色ベース(黒や濃い赤など、はっきりした色合い)(981点)
6位 キラキラした金の模様や刺繍などの豪華さ(975点)
7位 現代配色(流行の色合わせ、韓国っぽカラーなど)(970点)
8位 くすみトーン(グレージュ、ラテカラー、落ち着いたニュアンスカラー)(961点)
9位 配色コントラスト強め(赤×黒、白×紺など、色の差がはっきり)(940点)

※5件法(とても好き~あまり好みでない)によるアンケート結果に基づき集計

全体的に淡色やくすみカラーの柔らかい雰囲気が人気を集めつつ、大柄やコントラスト強めのデザインも根強い支持があり、振袖に求められるニーズが多様化していることが分かります。

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5. 流行りのカラー・デザインの組み合わせ

アンケート調査からは、カラーとデザインの間に明確な組み合わせ傾向が見られました。シンプル/無地寄りは白・青・紺・黒・水色といった落ち着いた色合いとの相性が高く、清楚で上品な雰囲気が好まれています。クールは黒や青との組み合わせが顕著で、写真映えを意識したスタイルとして支持を集めました。

一方、ガーリーはピンクや白、水色が中心で、かわいらしさや柔らかい印象を演出できます。古典は黒・青・赤の3色がバランス良く分布しており、伝統と個性を両立させた幅広い選択肢がある点も特徴です。

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6. 振袖はどこで用意する?レンタルがいい?

振袖の用意方法についてのアンケートでは、レンタルが最も多く59%を占めました。続いて、母親や親族の振袖を仕立て直す「ママ振リメイク」が21%、購入が19%という結果です。

用意するチャネルとしては、ネット通販が27%、地域の呉服店が24%と大きな割合を占めています。さらに、全国展開するチェーン店では「一蔵」や「ふりそでMODE」、「京都きもの友禅」などが人気を集めており、利便性やブランド力を重視する傾向が見られます。

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7. アンケートの調査概要

当記事で紹介したランキングは、Z世代本人を対象にしたアンケート調査(n=300)に基づいて作成しています。調査では、振袖の人気カラーや柄、スタイル志向について一次データを収集しました。回答方法は、順位付けをもとに点数化する「ボルダ方式」と、各デザインの好みを5段階で評価する形式(「とても好き」「好き」「普通」「あまり好みでない」「全く好みでない」)を組み合わせています。

ボルダ方式とは、回答者が選んだ順位に応じて点数を付与し、合計点で人気順を決定する方法です。具体的には、1位を3点、2位を2点、3位を1点として集計しました。その結果、各項目の得点をもとにランキングを作成し、客観的に傾向を把握できるようにしています。

まとめ

Z世代本人300人を対象にしたアンケート調査から、振袖の人気カラー・柄・スタイルを紹介しました。黒や青・白といった無彩色や寒色が上位に並ぶ一方、くすみカラーや淡色ベースも高い支持を得ています。柄では桜や梅などの古典柄が人気で、スタイルはシンプル・レトロからクール・モードまで幅広く選ばれていました。

また、デザインは「控えめな柄」と「大柄」が拮抗し、清楚さと写真映えを重視する両方のニーズが浮き彫りになっています。

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