ママ振袖が選ばれる理由とコーディネートのポイント

成人式にママ振袖を着るのが流行っています。レンタル振袖が主流の今、何故人気が集まっているのでしょうか。近年、ママ振袖という言葉が定着し、成人式に着る振袖の選択肢のひとつとなりました。しかし、そもそもママ振袖はどんなものなのか、ご存知ない方もいますよね。今回は、ママ振袖の解説と選ばれる理由、コーディネートの流れをご紹介します。

そもそもママ振袖とは？世代を超えて受け継がれるべき振袖

「ママ振袖」は自分の母が20歳の時に着た振袖を指します。今の母世代が持っている振袖は、バブル時代に購入された振袖が多く、60万円～100万円程の逸品ばかりです。そのため、世代を超えて受け継がれるべき振袖なのです。また、値段が高いということは、絞り・刺繍・金駒刺繍・箔・手描きなど職人による手の込んだ技法がたくさん使われているとてもラグジュアリーな振袖です。まさに日本の伝統美の素晴らしさが詰め込まれた振袖を箪笥で眠らせているのは勿体ないですよね。

ママ振袖は時代に合うのか？

ママ振袖の価値を説明しましたが、今時の20歳一番気にするのはトレンド。人気モデルのブランド振袖やトレンドカラーの新作振袖はどれも可愛くてお洒落です。既に自分の母の振袖を見た方は、最新の振袖とママ振袖のテイストがかなり違うことに気付いていますよね。古臭い、と思う方もいるかもしれません。しかし、一度袖を通してみると今時のレンタル振袖では体感できない質の良さを感じられます。また、一番気になるトレンド感は帯や髪飾りなどの小物コーディネートで作れるので心配ありません。

ママ振袖コーディネートのポイント

ママ振袖コーディネートのポイントは、きちんと実物を着て合わせることです。家にあるからと想像だけで決めてしまうと合わせてみた時に違和感が出る可能性があります。また、髪型やメイクも当日のイメージに近付けてみるのも良いでしょう。ママ振袖の格調高さとトレンドの小物をミックスすると意外な組み合わせになって個性派お洒落に仕上がります。人と被りたくない、個性的なコーディネートがしたい方にもママ振袖がおすすめです。

ママ振袖を選んだ場合のプランは？

お店にもよりますが、振袖を持ち込んで小物のみレンタル・購入できる「ママ振袖プラン」があります。お店でママ振袖を試着しながら小物選びができるため、安心ですね。試着する時にママ振袖の保存状態やサイズをチェックしてくれるサービスもあります。着物の取り扱いになれていない方は積極的に利用しましょう。また、試着の時に持っていく内容は基本的にママ振袖と長襦袢の2つです。お店によっては他に持っていく物がある場合もあるため、事前にきちんと確認しましょう。

ママ振袖のコーディネート風景

実際のコーディネート風景をご紹介します。この写真は、ママ振袖のコーディネートをしている時の写真です。素晴らしい総絞りの振袖に同系色の小物をプラスすると清楚で愛らしい仕上がりになります。また、2人とも笑顔で楽しげにコーディネートを楽しんでいます。成人式の振袖選びは大切な思い出作りでもあります。家族も自分も嬉しくて楽しい準備にしたいですね。

まとめ

ママ振袖が選ばれる理由は伝わりましたか？アイドルでは、ママ振袖の専用プランをご用意しています。ママ振袖にするかレンタル振袖にするかお悩み中の方一度アイドルでママ振袖と小物のコーディネートをしてみませんか？