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成人式の振袖で前撮りはするべき?メリットやおすすめの時期を紹介

振袖は、未婚女性の第一礼装として知られている着物です。袖が長いのが特徴で、成人式では、多くの女性が振袖を着用してハレの日を祝います。また、華やかな柄や色が多いのも振袖の特徴です。

成人式当日は式もあるため慌ただしい一日になりますが、前撮りをする場合は時間をかけて撮影できるので、理想的な写真を記念に残せます。前撮りの時期によっては、桜や紅葉など、季節に合わせた写真が撮れるのも魅力です。

当記事では、振袖の前撮りをするメリットや振袖の前撮りに適した時期について解説します。

 

目次

1. 成人式の振袖で前撮りは必要?

1-1. 振袖の前撮りをするメリット

2. 振袖の前撮りに適した時期は?

2-1. 1~3月

2-2. 4~6月

2‐3. 7~8月

2‐4. 9~11月

2‐5. 12~1月

3. 振袖の前撮りにはどのくらい値段がかかる?

3-1. 前撮り費用の内訳は?

まとめ

1. 成人式の振袖で前撮りは必要?

成人式は一生に一度の記念日です。せっかくの晴れ姿は、ぜひきれいな写真で残しておきましょう。

前撮りでは、プロのカメラマンが撮影してくれます。自然な笑顔を引き出し、振袖姿を美しく撮影してくれるでしょう。また、スタジオやロケーションなど、希望に合わせた撮影プランを選ぶこともできます。

 

1-1. 振袖の前撮りをするメリット

振袖姿を前撮りすることには、以下のようなメリットがあります。

・撮影に時間をかけられる

前撮りでは、成人式当日のような時間的制約がないため、ゆっくりと時間をかけて撮影できます。さまざまなポーズや表情を試したり、複数の場所で撮影したりと、満足のいく写真を撮ることができます。

・成人式当日のスケジュールが楽になる

前撮りを済ませておくことで、成人式当日の準備にかかる時間を短縮できます。当日は髪型やメイクなどの仕上げに集中でき、式典やパーティーに参加する時間を確保しやすくなります。

・振袖を着る練習になる

前撮りの際に振袖を着用することで、成人式当日に向けて着付けや歩き方などを練習する機会にもなります。当日は慣れた状態で振袖を着こなすことができ、自信を持って式に臨めるでしょう。

・写真のデータを残せる

前撮りで撮影した写真は、デジタルデータとして保存できます。思い出を形として残せるだけでなく、SNSでシェアしたり、アルバムを作成したりと、さまざまな形で活用できます。

・割引やキャンペーンを利用して撮影できる可能性がある

成人式シーズン前に前撮りを予約すると、割引価格やキャンペーン特典を利用できる場合があります。

以上のように、振袖姿の前撮りには多くのメリットがあります。成人式という人生の節目を、より思い出深いものにするためにも、前撮りを検討してはいかがでしょうか。

2. 振袖の前撮りに適した時期は?

多くの方が、前撮りの撮影に来る時期は以下の通りです。

  • 4~8月:38%(早期で受注した方が中心)
  • 9~12月:50%
  • 1~2月:12%(後撮りされる方が中心)
  • 3月:0.3%  

※弊社の調査によるデータ


以下では、振袖の前撮りに適した時期について、シーズンごとに解説します。

2-1. 1~3月

1~3月に前撮りを行う最大のメリットは、成人式の約1年前というタイミングにあります。成人式まで1年近くあるため、成人式当日のイメージを具体的にしながら、ヘアメイクや小物などをじっくりと検討できます。

一方で、1~3月は高校や大学の卒業式に向けて袴のレンタルや撮影の需要が高まる時期でもあります。振袖専門店ではこの時期に繁忙期を迎えるので、前撮りの予約が取りにくい点には注意しましょう。

特に、袴をメインに扱う店舗では、卒業式の準備で非常に忙しくなるため、前撮り撮影のスケジュールに限りがあることが予想されます。また、繁忙期には撮影料金を高めに設定しているスタジオもあるので、スケジュールや料金は必ず前もって確認しましょう。

なお、3月は成人式の前撮りを行う人の割合が最も少なく、全体の0.3%にすぎません。この時期は多くの準備が終わっているため、新たに前撮りの予約をする方が極めて少ないと言えます。

2-2. 4~6月

4~6月は、成人式や卒業式のシーズンが終わり、撮影スタジオや振袖レンタルの需要が落ち着いているため、予約が取りやすい時期です。春休みやゴールデンウィークなど、長期休暇も多く、家族全員が集まりやすい時期でもあります。

さらに4~6月は気候が温暖で過ごしやすく、屋外での撮影にも最適です。春の桜や初夏の新緑など、写真の背景として魅力的なロケーションで撮影できます。

ただし、6月に撮影する場合は天候に注意しましょう。梅雨の時期に屋外での撮影を予定していると、雨天によるスケジュールの変更や撮影条件の変更が必要となる場合もあります。梅雨の時期に前撮りを予定している場合は、屋内のスタジオを利用するなど、天候に左右されないプランを準備しておくのがおすすめです。

2‐3. 7~8月

7~8月は多くの学生が夏休みに入るため、家族や友人とのスケジュール調整がしやすい時期です。

ただし、7~8月は非常に暑い時期であり、振袖のような重ね着が必要な衣装を着用するのは大変です。暑さによる不快感やメイク崩れ、熱中症のリスクも考慮する必要があるので、この時期の撮影はできる限り室内スタジオで行うのがおすすめです。

暑さにより振袖での撮影が減る時期のため、割引キャンペーンを実施しているスタジオもあります。

2‐4. 9~11月

9~11月は、屋外の撮影がしやすく、色鮮やかな紅葉と振袖のコントラストが美しい写真を残せます。気温も落ち着くため、長時間の振袖着用も比較的苦になりにくい季節です。

ただし、9~11月は七五三の時期と重なるので、子どもの着物を扱うお店やスタジオでは、繁忙期を迎えます。振袖の前撮りの予約が取りにくくなったり、希望する日時にスケジュールを合わせるのが難しくなったりする可能性があるので注意しましょう。

2‐5. 12~1月

成人式の直前なので、この時期にはすでに実際の髪型やメイク、小物などを決めている方が多いでしょう。本番と同じ装いで撮影できるため、成人式でのコーディネートを写真に残したい方におすすめの時期です。直前に実際の着物を着用することで、本番への期待感も高まります。

また、冬休みや年末年始の長期休暇があるため、家族との日程調整もしやすいでしょう。

ただし、成人式シーズンの直前ということで、振袖専門店やスタジオは最も混雑する時期です。確実に撮影を行いたい場合は、早めにスタジオを押さえ、前撮りの予約をしましょう。

3. 振袖の前撮りにはどのくらい値段がかかる?

前撮りにかかる費用はプランによっても異なりますが、おおむね以下の通りです。

  • 撮影のみ:1万~2万円程度
  • 着付けとメイク込み:4万~5万円程度
  • 振袖レンタル・着付け・メイク込み:10万~15万円程度

ここでは、前撮りで具体的にどのような費用がかかるのか詳しく解説します。

3-1. 前撮り費用の内訳は?

前撮り費用の主な内訳は、以下の通りです。

振袖レンタル料 成人式や前撮りで着用する振袖をレンタルする際の料金
小物レンタル料 帯締め・帯揚げ・重ね衿・髪飾り・ショールなどの小物をレンタルする際の料金
着付け料 振袖を着付けする料金
ヘアメイク料 前撮り当日のヘアメイク料金
撮影料 スタジオやロケーションでの写真撮影サービスの料金
レタッチ代 撮影後の写真の修正や加工を行う際の料金
アルバム代 撮影した写真をアルバムにまとめる際の料金
データ代 撮影した写真のデジタルデータを購入する際の料金

上記以外にも、スタジオによってさまざまなオプションが用意されています。また、プランによっては、振袖レンタル料・小物レンタル料・着付け料・ヘアメイク料・撮影料などがセットになったものもあります。

希望に合ったプランを見つけるために、複数のスタジオのプランを比較検討することがおすすめです。

まとめ

前撮りのために振袖や着付け・ヘアメイク、スタジオなどを確保するときは、できるだけ早めに予約することが重要です。成人式に近い日程で撮影したい場合は特に、早めの予約を心がけましょう。

一生に一度の成人式では、自分の雰囲気や体型に合った振袖を選びましょう。大切な思い出として残すため、着物を選ぶときは専門店で適切なアドバイスをもらい、プロのカメラマンに前撮りを依頼するのがおすすめです。事前の準備を大切にし、当日は最高の思い出が残せるよう準備を進めてください。