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普段着とは違う振袖、どうやって自分のスタイルに合わせたらいいか悩みますよね。特に振袖は様々な柄があり、アレコレ試着しているうちに候補が増えて決められなくなってしまうことも...。また、身長によって気になるポイントも変わります。今回は、そんな悩める方に向けて低身長さん・高身長さんの振袖の選び方をご紹介します。
低身長さんの振袖の選び方|OKな柄
まず、身長別に必ずこの柄にしなければならないということはありません。柄選びの際にポイントをしっかりおさえておけば柄の種類は自由に選べます。また、身長が低いから大柄は選べないと思われがちですが、これもあまり気にしなくて良いです。ただし、好みだけで振袖を選ぶと失敗してしまう場合もあるため、低身長さんが選びやすい「なりたいイメージ別」の柄選びのポイントを3つご紹介します。
華奢見え・可愛らしくしたい|小さめの柄
小花柄など小さめの柄を選ぶと身長の低さが目立たなくなり可憐な雰囲気を引き立ててくれます。また、柄の主張が少なく目が行きにくくなるため、シルエットが引き締まり華奢見え効果もあります。
大柄で華やかにしたい|余白・隙間が沢山ある柄
大柄が全面にあると柄に負けてしまいやすい低身長さん。華やかな大柄が好みの場合は、余白・隙間を意識して選びましょう。柄で個性と華やかさを出しつつ、すっきりとした印象に仕上がります。
スタイルを良く見せたい|縦ラインを強調する柄
スタイルを良く見せたい場合は、ストライプや斜めに入った柄などの縦ラインを強調する柄を選びましょう。シルエットが縦に強調されるため、足長効果もあります。
低身長さんの振袖の選び方|NGな柄
次は、低身長さんが振袖を選ぶ際にNGな柄をご紹介します。集合写真など引きで見たらバランスがおかしい、ということにならないよう注意していきましょう。なお、体型や顔立ちによって似合う・似合わないが分かれる場合もあるので、NGポイントにあまりこだわりすぎないことも大切です。
バランス難易度高!|メインの柄が大きく1つ
全体バランスの難易度が高いのは、メインの柄が1つだけ描かれているものです。低身長さんが着ると柄位置に違和感が出たり、位置の調整が難しかったりします。しっかり試着をして見極めましょう。
柄に負けやすい!|大きめで同柄が連なっている
レトロな振袖でよくあるこの柄、低身長さんが着ると柄の出る範囲が少なくバランスが悪く見える場合があります。1つ1つの柄のサイズ・試着して全身を引いてみた時のバランスをチェックして選びましょう。
低身長さん向けハイヒール草履でスタイルアップ
ハイヒール草履とは、かかとの高さが8~9cmある草履です。通常の草履より2~4cm高くなっているため、スタイルアップ効果抜群です。あと少し身長を高くしてバランスを整えたい、という方におすすめです。振袖レンタル店で取り扱いがあるか聞いてみましょう。なお、ハイヒール草履を長時間履く場合は足が疲れないようにつま先とかかとに高低差がないものを選ぶと良いです。
高身長さんの振袖の選び方|OKな柄
次は、高身長さん向けの振袖の選び方をご紹介します。低身長さんとは逆に小さい柄が似合わないのではないかと思われがちですが、これも「似合わない場合もある」という程度でそれほど気にしなくて良いです。なりたいイメージを思い描きながら次の3つのポイントを意識しましょう。
華奢見え・すっきり見せたい|濃い色の大柄
体格が大きく見えやすい高身長さんは濃い色の大柄で全体を引き締めるとシルエットがすっきり見えます。地の色を薄くしたい方は、柄が濃い色の振袖を選ぶのがおすすめです。
個性的・華やかにしたい|総柄でカラフルな配色
総柄やカラフルな配色は、高身長さんが最も似合う柄です。華やかで個性的な印象にしたい方は、この2つのポイントを入れてコーディネートするとイメージ通りに仕上がります。
シンプルに着こなしたい|1ポイントの大柄
振袖をシンプルに着こなしたい方は、1ポイントの大柄を選びましょう。裾が長く出せる高身長さんは大柄1ポイントもバランスよく着られます。また、足元に柄を持ってくると腰回りがすっきり見えます。
高身長さんの振袖の選び方|NGな柄
次は、高身長さんが振袖を選ぶ際にNGな柄をご紹介します。なお、低身長さんと同様に体型や顔立ちによって似合う・似合わないが分かれる場合もあるので、NGポイントにあまりこだわりすぎないことも大切です。
柄まみれに注意|小さいデザインの総柄
柄出る面積が多い高身長さんは、小花など小さいデザインの総柄を選ぶと柄まみれになってしまい全体のシルエットがぼやけます。特に気になりやすい腰回りや肩がすっきり見えるか注意して選びましょう。また、白系の優しい色同士の組み合わせは膨張しやすいので注意が必要です。
高身長さん向け着付けでスタイルアップ
高身長さんは、帯の位置でスタイルの見え方が変わります。帯を低めの位置で結ぶと視線が下に下がり全体のバランスが整います。なお、着崩れしやすくなるので、きつめに締めてもらいましょう。
先入観で決めないで!振袖試着の重要性
似合わないかどうかは試着しないとわかりません。振袖を見ただけで似合わないと決めてしまわず、積極的に試着してみましょう。試着して似合わないと思えばやめれば良いだけです。せっかくの成人式、納得した1着が選べるように色々な振袖を見比べることが大切です。また、試着の際には必ず鏡から離れた全身の姿もチェックしましょう。
番外編|ブルべ・イエベと振袖の色
振袖選びで気になるのが、肌の色味と振袖の相性ですね。最近、ブルべ・イエベという肌の色味が話題になっています。中にはパーソナルカラーを調べる方も。確かに自分の肌のトーンを明るく見せてくれるカラーはとても大切です。しかし、振袖は顔回りに来る色が1色だけではないので、振袖の色を肌の色味だけで決めてしまうのはもったいないです。
パーソナルカラー診断士によるとブルベ・イエベをベースにした振袖選びにはコツがあるそうです。顔周りの色だけ相性の良いものを持ってくれば、全体はそれ以外の色でも問題ありません。着たい振袖が肌の色味と相性が悪くても、衿を肌と相性の良い色にすると肌色が明るく映えます。好きな色と似合う色を組み合わせて選べたら理想的ですね。
まとめ
低身長さん・高身長さん、それぞれの振袖選びのコツは掴めましたか?前述の通り、あくまで参考なので、こだわりすぎず気になった色や柄は試着しましょう。アイドルでは、振袖と小物のコーディネート制限がなく、自由にコーディネートを楽しめます。なかなか似合う振袖に出会えない方はぜひ試着しにきてください。